島こしょう 効果 について紹介します。島こしょうは、沖縄で古くから親しまれている香辛料です。正式名称はヒハツモドキで、コショウ科のつる性植物です。果実は長さ10 ~ 20cmの細長い形をしており、ピンクや赤色に熟します。
島こしょう通常のコショウと比較すると、香りが強く、辛味と甘味のバランスが取れているのが特徴です。また、血行促進や殺菌作用などの効能があるとされており、健康にも良いとされています。
また、島こしょうは、沖縄料理に欠かせない調味料です。沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、ラフテーなどの料理によく使われます。また、ステーキや焼き鳥などの肉料理にもよく万能スパイスです。
島こしょう 効果 生活習慣に加えて過度なダイエットも冷え症の原因
寒い季節に限らず、手足や腰の冷え・しびれなど、冷え症に悩む女性が最近ふえています。女性だけでなく、男性でも冷えを強く感じる人が増えています。
これはミニスカートやハイヒールなど体を冷やしたり、血流を悪くしやすい生活習慣に加え、無理なダイエット、そして体が過剰に緊張する自律神経の不安定などが原因です。また、意外なようですが、食生活にも原因があります。
ダイエットを意識するあまり食事の量が減ると、噛むことによる脳への刺激が少なくなるため、食欲や体温を調節する視床下部からのホルモン分泌のバランスが崩れてしまうのです。
ところが、現代医学では冷え症を改善する特効薬がありません。そこで私たちが興味をもったのは、古くから食生活にとり入れられてきたスパイスの効用でした。
漢方には冷えを治す処方が多くあります。そうした処方に多く含まれているのが、こしょうなど、スパイスとして用いられる植物系の生薬だったのです。
私たちが注目したヒハツという物は、こしょうの仲間です。沖縄では島こしょうと呼ばれて豚肉のくさみ消しや、そばの風味づけなどに用いられるポピュラーな香草科です。
東南アジア原産、独特の甘い香りが特徴で、インドなどでは健胃や冷え改善の目的で薬用ともされてきたようです。また、ヒハツには動物実験で血管拡張作用を示したデータがあったことからも、冷え症を改善する効果が期待できたのです。
島こしょう 冷えに関する実験 血管拡張因子の合成を活発化血管を拡張し血流を改善する
20代から50代の冷え症に悩む女性20人を対象に行いました。ヒハツのエキスをまぜたお茶を飲んでから15度の冷水に1分間手を浸してもらい、皮膚の温度の変化を調べてみたのです。
すると、飲まなかったときにくらべ、ヒハツエキス入りのお茶を飲んだときのほうが温度の回復が早い傾向があり、飲んだ人の75 に手先の温度回復効果を実感する効果がありました。
では、なぜヒハツが冷えを改善したのでしょうか? 体内の一酸化窒素(NO)には血管を拡張させる作用がありますが、研究の結果、ヒハツに含まれるピペリンという成分には、この一酸化窒素を合成する酵素を活性化させる働きがあることがわかってきました。
ピペリンの働きによって血管が拡張し、血流量がふえたことで皮膚の温度が上昇したと考えられます。ピペリンはその名のとおりペッパー(こしょうの仲間に含まれる辛味成分)です。
ピペリンは、ブラックペッパーの辛みの元となる成分です。アルカロイドに分類される有機化合物で、シス-トランス異性体のカビシンとともに、ブラックペッパーの辛みの元となっています。また、ヒハツモドキやヒハツにも含まれています。
ピペリンには、血行促進、殺菌作用、抗酸化作用、脂肪燃焼作用などの効能があるります。。
また、クルクミンの吸収率を高める働きもあるため、健康に良いとされています。
ですので、ヒハツに限らず、いわゆる黒こしょうや白こしょうなどのこしょうを同様に摂取しても冷え症の改善は期待できると考えられます。
ちなみにこのときに用いたヒハツのエキス粉末の量は150mg。スパイスのかたちで出回っている島こしょうなら、「辛味」を少し感じる量です。冷えに悩んでおられるかたは意識的に1日1回、辛味を楽しみながら食生活にとり入れるようにすると、よい効果が期待できるのではないでしょうか。
沖縄県産 島こしょう 粗挽き ピィパーズ 20g×2個セット
沖縄県産 島こしょう商品の説明
ピィパーズ (島こしょう)とは、和名をヒハツモドキと言い、ジャワナガコショウとも呼ばれます。 独特の甘い香りと、マイルドな辛さが特徴で、八重山諸島ではピパーチ、ヒバーチ、ピパーツ、ピィヤーシ、フィファチなどとも呼ばれ、香辛料として使われています。同属のヒハツとは同じ成分があるとされ人気を集めています。
原材料・成分
ヒハツモドキ(沖縄県産ピィパーズ実100%)
100%ヒハツパウダー
スープや炒め物に振りかけるだけ! 体のどんよりを改善!