うつ病や自律神経失調症などの精神的な不調は、漢方医学では「冷え」が招くと考える。うつ病やうつ状態が原因で自殺する人が北欧の国に多いことや、うつ病は冬に発症する人が多いこと、うつの人は体温が低い午前中ほど症状が重いことなどからも、うつが気温や体温の低下と関係が深いことがうかがえる。
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最近、うつ病やうつ状態に悩む人が増えているのも、日本人全体が低体温化していることと決して無関係ではないだろう。
つまり、うつ症状などの精神的な不調を改善するには、体を温めることが大切になる。生姜には体を温めるほか、うつを改善する効果もあるので、どんどん活用してほしい。
ぽかぽかの体でうつを治す
また、ストレスがかかると血管が収縮して血行が悪くなり、さらに体を冷やす。楽しくリラックスし、ぐっすり眠って脳を休ませることも心がけてほしい。
- 生姜とシソの葉には、うつ症状を改善する作用がある。シソ入り生姜湯 を1日3杯以上飲む。
- 生姜とシソの葉を使った料理やみそ汁、漬け物などを毎日食べるようにする。
- アルコールが飲める人は、生姜酒20~30CCを就寝前に飲む。熱い湯でお湯割りにすること。
- 生姜風呂やシソの葉風呂に入る。半身やサウナ浴で汗をかき、水分を出すことも効果的。
- カラオケを楽しむ、趣味に打ち込むなど、自分が楽しいと思えることをする。脳から快感ホルモンが分泌されて血行がよくなり、体が温まる効果もある。
生姜は、通常の生姜でも十分に効果がありますが、さらに温め効果が高いのは、蒸し生姜です。