睡眠 自律神経 のリズムに合った眠り方

睡眠 自律神経 のリズムに合った眠り方について紹介します。実際のところ、厳密に「何時間が正解」という言い方はあえてしませんが、睡眠不足が身体に悪影響を及ぼすことは事実として、睡眠が不足すると免疫力も低下するという事実を説明したいと思います。

睡眠 自律神経 睡眠不足も免疫力低下の原因

みなさんは、1日にどのくらいの睡眠時間をとっているでしょう?睡眠時間については、実にさまざまな説があります。1日5時間くらいの短時間睡眠がいいという人もいれば、いや8時間は必要だという人もいる。

実際のところ、厳密に「何時間が正解」という言い方はあえてしませんが、睡眠不足が身体に悪影響を及ぼすことは事実として、睡眠が不足すると免疫力も低下するという事実を説明したいと思います。

まず、夜はきちんと寝て、昼間はすっきり起きて働く、という人間としての正しい生活リズムを確保することが大切です。前項でも記したように、深夜のコンビニュンスストアのアルバイトなどは、もっとも身体を壊しやすい原因となるわけです。

そもそも人間は夜行性の動物ではないので、夜に起きていること自体、不自然なのです。もちろん夜起きていても日中しっかりと睡眠をとっていれば多少は害が軽減するものの、理想的な状態とはとてもいえません。

人間の身体や脳は、光の中で興奮するようにできているわけで、いかに睡眠をとろうとも健康を維持する、ましてや老けない身体をつくるということでは非常に不利なわけです。

たとえば、同じ芸術家でも、画家と作家ではやはり画家の方が長生きをしている傾向があります。なぜなら作家の場合、夜苦しみながら文章を書くという場合が多く、いっぼうで画家の場合は日中スケッチをしたりして、明るさを表現する場合が多いからです。

さて、こうした昼夜逆転が原因となって睡眠が不足した人は、自律神経の日内リズムである、昼間の交感神経から夜の副交感神経への移行がうまくできず、交感神経優位のままとなり、脳細胞が休息できない状態になります。

さらに、寝ないということは重力から解放されないということでもあり、夜遅くまで働いていたり、パソコンでインターネットなどをしていれば血圧が上がり、免疫力が著しく低下しているのです。

自律神経の昼夜のリズム

人間の身体は、日中は交感神経を活発にし、体温を上げて脳と身体を活動させ、夜は副交感神経を働かせて体温を下げ、脳と身体に休息を与えて疲れた細胞を修復し、内臓機能を高めて消化活動をするように作られていることを知らなくてはなりません。

副交感神経を働かせる睡眠をきちんととらないと、脳も身体も休まることがなく、いずれはオーバーヒートを起こしてしまうのです。

立ちくらみや熱っぼさとふっとういうのは脳が沸騰して悲鳴を上げている状態と考えていいでしょう。このように、人間は正しく昼と夜の訪れを交互に迎え、それをくり返すことによって自律神経をコントロールしています。睡眠が不足すると、自律神経を乱して体調不良を誘発し、その結果、免疫力が正しく機能せずに、さまざまな病気を引き起こすことになるのです。

昭和40年代の日本では、国民の平均就寝時間が10時でした。今の世の中ではちょっとイメージしづらいのではないでしょうか。それは働く大人たちに限ったことでなく、子供たちにしてもしかりです。勉強や、パソコン、テレビやゲームと、さまざまな悪影響を及ぼす現代的なツールとともに、夜更かしするのが当たり前になっています。これは子供たちの健全な発育にとって大きな危険信号と考えて間違いありません。

今の中学生などは、10時に寝る子は珍しいのではないでしょうか。むしろ12時くらいでも早いという風潮があるようです。こんなことは人類の歴史の中でもありえなかったことなのです。それが日中のだるさにつながって、昼間はボーッとして夕方ころからようやくエンジンがかかってくるような子が増えて、全体的にはき「子供たちに覇気が感じられない」ということになるわけです。

こうしたことは、思春期になって突然訪れる現象ではありません。ある意味でしつけは親のしつけの問題でもあるのです。

幼いころからきちんとした睡眠リズムを作るよう、子供を眠らせるのも親の責任の1つです。小学生ならば、遅くとも9時には床につかせたいものです。テレビを見るのもゲームをやるのもきちんと時間を決めて、ダラダラさせない。そして決められた時間になつたら、子供が何を言おうが強制的に寝かしっけることが肝心です。

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免疫力

現代人 便利 になったものに苦しめられる

現代人 便利 になったものに苦しめられている状態です。戦後日本は、欧米先進国の生活習慣を見習って、食生活ばかりでなくさまざまな生活スタイルを真似してきました。ところが今ここにきて、今度は逆に欧米人の方が和食の健康性に着目するようになり、それに追従するべく我が国も和食のブームで賑わうという、なんとも妙な関係ができているからです。

現代人 便利 さが自分の首をしめている 手間のかかる「和食」の利点

ここ数年、和食回帰の兆候が顕著になりつつあるといわれています。それは非常に歓迎すべき兆しであろうと思いますが、その背景を知れば、個人的には少しやるせない思いにもかられることは事実です。

というのも、戦後日本は、欧米先進国の生活習慣を見習って、食生活ばかりでなくさまざまな生活スタイルを真似してきました。ところが今ここにきて、今度は逆に欧米人の方が和食の健康性に着目するようになり、それに追従するべく我が国も和食のブームで賑わうという、なんとも妙な関係ができているからです。とはいえ、いまだ和食回帰できない人も数多くおり、彼らの健康被害は深刻なものとなりつつあります。

伝統的和食は腸が喜ぶ ( 和食 その 1 ) | 腸をきれいにして便秘解消

そもそも和食は、主食、主菜、副菜からなっており、手間のかかる食事です。いうなれば「手軽さ」という観点からすれば縁遠い食事ということができるでしょう。

とはいえ、縄文食しかり、健康を維持するためには非常に効率的に栄養素を摂ることができる食事であることも事実です。にもかかわらず、いまだに安さと利便性から、ファストフードやコンビ: エンスストアのお弁当といった外食依存症から脱却できないでいる日本人が数多くいるというのは、食のトレンドという観点から見ても、あまりにもお粗末としか言いようがありません。

こうした食品の数々は、たしかに便利であるには違いありません。温めるだけ、お湯をかけるだけ、3分待つだけと、手っ取り早く、あわただしい今の日本社会をまさに象徴しているような気がします。

しかしこの「便利」であるということにどれだけの落とし穴があるかが問題です。さまざまな「食害」を覚悟しなくてはなりません。

笑顔効果

ひと組の親子がの話です。その子供はまだ20歳で咽頭ガンを患っており、手術を受け、放射線治療をやって抗ガン剤を飲み、もうすっかり身体がやつれ果てていたのです。

医者から「もう身体がもたない」と言われ治療はやめていましたが、身体中真っ黒でひどい状態でした。いろいろな治療で身体中を痛めつけられていたので、すっかりやせて深刻な状態だったのです。

さすがに、彼をどのように励ましたらいいか迷いましたが「ちょっと笑ってみて」と言ったのです。すると笑ったとたんに、黒かった顔にすっと赤みがさしてきた。「今の調子で笑いなさい。お父さんやお母さんの顔を見たら笑いなさい」とアドバイスしました。

彼は「分かりました」と言って帰っていきましたが、もしそれを実践できたら、彼はきっとよくなるだろうなと確信しました。事実、笑いというのは喜びの感情とつながっているため、副交感神経を刺激し、血行を促進させてくれるのです。つまり笑うことは、免疫力を正しく作用させるという機能を持っているのです。
また笑うと、身体がそれについていき、元気に、若々しくなるのです。よく「役回りと同じ顔になる」と言いますが、笑っている人の人生は、明るく楽しくなるわけです。

無理矢理でもいいから笑いましょう。「笑う門には福来る」と言いますが、ほんとうに福が訪れるものなのです。さて、そんな彼が日ごろ何をやっていたかというと、コンビニエンスストアの深夜のアルバイトだったのです。相当無理をしていたようで、病気に気づくまではかなり身体が参っていたということでした。私は、なぜ24時間営業していなくてはならないのかとつくづく思うのです。もちろん一部の人にとっては深夜開いている店があれば便利なこともあるでしょうが、なぜそこまでして「便利」を追求する必要があるのでしょうか。

食にしても、パソコンにしても、コンビニエンスストアにしても、もう「便利」は充分ではないかと思うのです。現代人は、便利になったことで、逆にその便利に苦しめられています。これでは本末転倒です。

免疫力

免疫力低下 原因 となる責任感の強い人が注意する点

免疫力低下 原因 となる責任感の強い人が注意する点を紹介します。責任感の強い人がどうして免疫低下の原因となるのでしょうか。長時間労働によるストレス、職場の人間関係によるストレスはこれまでに記してきたように、ストレスを抱えるにはさまざまな要因が挙げられます。

免疫力低下 原因 健康を守るには「要領のよさ」が必要

免疫力低下 原因
免疫力低下 原因

長時間労働によるストレス、職場の人間関係によるストレスはこれまでに記してきたように、ストレスを抱えるにはさまざまな要因が挙げられます。

朝早くから夜遅くまで働きづめで、心にも身体にも余裕のない生活が続けば、人間は必ず病気になるものです。少々酷な言い方になるかもしれませんが、これはもう自ら病気を招いているということにもなるのです。

24時間仕事に追い回される生活というのは、精神的にも追いつめられ、まともな食事や入浴時間の確保もできず、睡眠時間の不足を招き、ただひたすらにストレスをため込むばかりになるのです。そういう人は正常な免疫力を保つことなどできず、いずれは必ず倒れてしまいます。

そしてもっとも不幸なのは、責任感の強さゆえ、自分の心身に重くのしかかるストレスに気づいていない、あるいは持ち前の精神力でなんとか乗り切ろうと考ぇてしまう人です。

そういう人は、とうとう我慢しきれなくなって、調べてみると重い病に蝕まれていた、ということも少なくありません。当然のことですが、倒れる前というのは、思いのほか仕事の能率は上がっていないものです。身体に負担がかかるばかりで仕事がなかなかはかどらない。

結局、自分のためにも職場のためにもプラスになることは1つもないのです。だからこそ私は、そういう自覚症状の兆しが現れたときは「30 分でもいいから早く帰りなさい」と言うのです。どんな職場であっても、あなたが30分早く切り上げることで大きな損失が出るようなことはまずないでしょう。

しかしあなたの身体にとってはこの30分が非常に有意義なプラスになります。わずか30分早く職場を後にするだけでも、思いのほか身体の疲れがとれるものです。いずれにしても、倒れるほどにハードな仕事のしかたが、いい仕事であるとは私には思えません。時間の割には文章がまとまらないとか、さっぱり物を運べないとか、心身ともによれよれの状態で仕事が進むはずがないのです。

40代前半の看護師さんでお子さんもあり、女手ひとつで毎日の生活をやりくりしてきたというのです。ところが子宮ガンになってしまったと。

話を聞くと、仕事で手を抜けない人なのです。その他にも子供さんの問題やら、心に負担のかかる要素があったようですが、なにしろ看護師という仕事に誇りを持って手を抜かずここまでやってきたのだと。

それはもう素晴らしいことだと思うのです。しかし、ガンになってしまった。

看護師という仕事はほんとうに大変な仕事です。夜勤もあれば非常勤もある。そうした環境の中で、いささかなりとも手を抜けない人というのは、本当に危険なのです。

特に夜勤です。夜というのは本来寝るべき時間です。もちろん病院ですから夜勤はあっていいのだけれど、仮眠をとって緊急時に備えるという仕事の仕方をしなくてはいけない。それを「夜勤だから、夜通し気を張って事態に備える」というのは大きな間違いです。

その人は、つねに入院している患者さんに気を配り「○○さん、目が覚めているようだけどどうしたんですか」と声かけを怠らなかったというのです。

いい意味での「手抜き」のすすめ

私はその人に「あなたの責任感の強さは素晴らしいです。しかし、あなた自身が倒れてしまったら、これまで誇りをもって続けてきた看護師の仕事もできなくなる。なにより、子供はどうするのですか」と問いました。

そして「少し手を抜きなさい」とアドバイスをしたのです。彼女はたいへん納得してくれました。たしかに、裕福でお金が有り余っている人は、仕事を多少休むとしても、なんら気にすることもないでしょう。

しかし、一般の人々にとってはそうそう簡単に仕事を休むことはできません。暮らしがあるわけですからね。しかし、少しだけ手を抜いて自分の身体をいたわることができなければ、その休みは永遠のものになりかねないということを覚えておいて頂きたいのです。責任感が強いのもほどほどです。それがアダとなつては、あまりにも悲しすぎます。

免疫力