抗ガン剤と医療の歴史

抗ガン剤と医療の歴史 についてです。抗ガン剤でガンは治らない西洋医学においては最近、より強力な作用を持つ薬こそが良薬であるという認識が高く、副作用があったとしてもやむをえない、あるいはその副作用の大小で薬の投与が中止されるという、はなはだ恐ろしい傾向が強まっています。

抗ガン剤と医療の歴史 抗ガン剤でガンは治らない

西洋医学においては最近、より強力な作用を持つ薬こそが良薬であるという認識が高く、副作用があったとしてもやむをえない、あるいはその副作用の大小で薬の投与が中止されるという、はなはだ恐ろしい傾向が強まっています。

そしてその最たる薬が抗ガン剤です。抗ガン剤の歴史をさかのぼると、1943年の第2次世界大戦のさなか、びらん性有毒ガスの製造技術を応用してアメリカで作られた「ナイトロジエン・マスタード」という薬が、その第1号です。

この薬は非常に副作用が強く、実際に西洋医学の現場においても使用されることはありませんでしたが、その後も抗癌剤の研究は続けられ、つねに効果と副作用のシーソーゲームが続けられてきました。
抗ガン剤は、人間の身体に入ると、細胞分裂をしている細胞を破壊してしまう極めて強力な薬です。そしてこの薬の最大のウィークポイントは、ガン細胞だけを死滅させるのではなく、まったく関係のない正常細胞にも作用を及ぼしてしまうところにあります。

抗ガン剤で死滅させることができる細胞の80% はガン細胞だといわれていますが、実に残りの20 %は、死滅させてはならない正常細胞なのです。こうしたことから、抗ガン剤治療を受けた人は、重い副作用に見舞われることとなるのです。

抗ガン剤のもたらす副作用は、食欲不振、嘔吐、粘膜炎、脱毛、骨髄抑制、色素過剰、めまい、言語障害、扁桃腺など、実にさまざまです。

そもそもの使い始めは「身体には悪いが、なんとか試してみよう」というところから、抗ガン剤治療は始まりました。ところが現在は、それが当たり前の治療になってしまっているのです。

また、抗ガン剤には、たしかにガンを縮める効果はありますが「治す力」はありません。にもかかわらず「なんとかなるだろう」という感性でこの薬を使い続けるうちに、「ガン治療にはこの薬」と、一人歩きを始めてしまったわけです。

しかも、抗ガン剤の研究開発は「なるべく強い物質を」という方針で開発が進められているため、利用する人の副作用は年々強いものになっているのが事実です。

くり返すようですが、現在の抗ガン剤ではガンは治りません。抗ガン剤がこの世に初めて誕生してから数十年というもの、人間は効果のない薬を投与し、使い続けてきたということができます。

すると人間はマイナス思考になり「抗ガン剤でも治らないのだから、癌は治らない病気なのだ」と思い込んでしまうのです。

ガンは不治の病ではない

少なくとも、30年前は、ガンは治らない病気ではありませんでした。身体が発熱を起こせばガンは消えるといわれていたのです。今もって私は、この学説を支持しています。

また「ガンは早期発見、早期治療」、「進行してしまってからでは手の施しようがない」などと言われますが、そうではありません。これはもう医者の怠慢であり、責任の放棄にすぎません。
医者というのは、病気を治すだけでなく、患者を励まし、生きる力を再生させることも大きな仕事なのです。にもかかわらず、抗ガン剤治療をして効果が見られ爛なければ「治りません」と言う。

もちろんこれは医者個人の責任ではなく、西洋医療の現場にそうした流れができあがっていることに問題があるのです。話を抗ガン剤に戻せば、この数十年の間に抗ガン剤はいかなる進歩を遂げたのか

この質問に答えるならば「まったく進歩していない」というのが私の見解です。たしかに痛をガン小させる力は向上しましたが、根本的にいまもって「治す」ことができないからです。そもそもガンの発症は、身体の無理によって引き起こされるわけですから、薬が強くなれば、むしろ強い副作用で悩む人が増えているはずです。

以前に増して、抗ガン剤のリスクは高なっているというのが正直なところです。今から27年前の統計によると、ガンで亡くなる人は約16万人でした。ところが現在は32万人と2倍以上に増えているのです。

年月とともに薬の効き目が向上して、ガンから解放される人が増えているのならまだしも、強い薬が生まれているにもかかわらず、その病で亡くなる人が増加しているわけで、私たちはこのことをよく考えるべきだと思います。

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生き方 悪いのは身体ではない

生き方 悪いのは身体ではない これまでの暮らしぶりや生き方をちょっと振り返ってみて頂きたいのです。きっと身体と心にとって、喜ばしくない要素があったはずです。長時間の労働が続いていたり、パソコンにばかり向かっていたり、睡眠不足が続いていたり、毎日の食事が偏っていたり、悩みを抱えていたり…などなど、身体にとってのなんらかのマイナス要因が必ずあるはずです。

生き方 悪いのは身体ではない 健康に自信がある人とない人、どちらが良いか

身体が丈夫で、風邪などめったにひかない。虫歯になったこともない。人から健康法を教わっても「私は健康だから大丈夫」と聞く耳を持たないという人が、あなたのまわりにもいるのではないでしょうか?

こういう人は、思いのほか病気に弱いものです。これはなかば心の問題で、つねに自信過剰でいると思わぬ障害にぶつかったとき、その壁を乗り越えられないのです。「えっ、ウソでしょ? なんで私が」と、今まで順調に来ただけに、ちょっとした障害が必要以上に大きな壁に思えてしまうのでしょう。

いろいろな人間関係の中でもまれ、ひとつひとつ乗り越えてきた人たちにとっては些細に思えることでも、自信に満ちあふれて過ごしてきた人にとっては大きなストレスになってくるのです。

つまり、最初は心身ともに「弱いくらいの方がいい」というのが私の持論です。自分の弱さを認識して、日ごろの生活習慣を改めることで、少々のストレスにはビタともしない免疫力を身につけることが肝心です。

最近は男性でもいわれますが、特に中高年の女性に蔓延している更年期障害も、ストレスが大きな原因となっています。若い女性がストレスを受けた場合は自律神経失調症となり、閉経後の女性がストレスを受けた場合は更年期障害になります。

家庭におけるストレス、職場におけるストレス、理由はさまざまでしょうが、ストレスをなくさない限り更年期障害は解決しません。

女性は閉経すればホルモンが低下してくるわけです。現在、更年期障害の原因はこのホルモンの低下によるものとされていますが、それは根本的な原因ではありません。ホルモンが低下しているときにストレスが一気に押し寄せ、身体の調子を乱しているのです。

つまり、いま自分が抱えているストレスを解消することによって、めまいや生理不順も解消し、更年期障害や自律神経失調症の症状は消えていきます。

私は、このストレスの発症原因は、その人の生き方の無理にあると思っています。それは更年期障害や自律神経失調症に限ったことではなく、あらゆる病気においても同じで、生き方の無理がストレスを招き、病気を導いてしまう原因なのです。

忙しすぎて、身体を過酷なストレスにさらしていたり、いつでも不満を抱えて腹を立てていたり、小さなことでクヨクヨと悩んでいたり…。

たしかにこうした背景には、その人の性格もあるでしょうし、それを認めることは容易なことではないでしょう。実直に生活をしてきて、何事にも手が抜けないという生真面目な性格の人に向かって「あなたの生き方が間違っている」というのは酷なことかもしれません。

しかしながら、自分の抱える悩みや病気を省みて、すべての原因は自分がいま置かれている状況から生まれているのだと冷静に考えなくては、糸口は見つからないのです。それを「原因不明の病気」として、薬を飲んでいては、身体はさらに悪くなるばかりです。

生き方の無理の「2つのタイプ」

人間というのは、元気なときは自分の身体のことは忘れがちになります。自分の健康状態を強く意識するのは、たいてい体調をくずしたときや、病気になったときでしょう。

そういうときに、これまでの暮らしぶりや生き方をちょっと振り返ってみて頂きたいのです。きっと身体と心にとって、喜ばしくない要素があったはずです。長時間の労働が続いていたり、パソコンにばかり向かっていたり、睡眠不足が続いていたり、毎日の食事が偏っていたり、悩みを抱えていたり…などなど、身体にとってのなんらかのマイナス要因が必ずあるはずです。

そういう生き方の失敗を改めて、新しい人生のスタートを切れば、いま抱えている病気は必ず治るはずです。失敗には2つの種類があると、私は考えています。

1つは自分が犯した失敗をいつまでも認めようとせず、新たな知恵を手に入れることのできない「凍てつく失敗」です。そしてもう1つは、潔く自分の非を認め、それを教訓として新たな人生に生かしていくことができる「花咲く失敗」です。人間というのは、多くの失敗をくり返しながら成長していくものです。大切なのは、その失敗に気づき、正していけるかどうかです。

もしあなたがいま病気をしているのなら、これまで偏った生き方の失敗の結果であることを認識して、それをいい方向に転換させ、「花を咲かせる」ように変えてください。

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塩分と水分の摂り方 のコツ

塩分と水分の摂り方 のコツを紹介します。免疫力を高めるために塩分と水分は重要な働きをしています。私たちの身体の中では、細胞自体はナトリウムを細胞外に出して、体液中のカリウムを細胞内に吸収し、電位差をつくるわけです。そのおかげで細胞膜がプラスに帯電することによって、赤血球同士が反発して、血液がサラサラになるのです。

塩分不足は即、疲れにつながる 塩分と水分の摂り方

塩分のとりすぎは身体に良くないというのは、たしかに的をえた指摘です。塩はナトリウムによって交感神経を刺激することから、過剰な摂取は血管の収縮を促し、血圧を上げることになるからです。

その摂取量も1日10グラム以下が目安とされるなど、これまでの日本では、塩分摂取による健康への害が非常に大きく問題視されてきたわけです。

ところが今、塩を悪者にしてきた結果、多くの人、特に若い世代の人々が脱力感に悩んでいるという事実をご存知でしょうか。疲れやすい、むくみがある。これらはすべて塩分不足が招く弊害なのです。たしかに日本人全体で見るならば塩分のとりすぎということはいえるでしょうが、実際には世代間で塩分の摂取量にはずいぶん差があるように思えます。

特に今の若い世代の人たちは、食生活の変化から、みそや醤油などが使われた食べ物を口にしなくなり、圧倒的な塩分摂取不足が逆に問題となっているのです。
いかがでしょう? みなさんのお宅の朝食にはパンとコーヒーが並び、これまで日本の食卓のレギュラーポジションを獲得していたみそ汁、漬物などはすっかり姿を消しているといったことはありませんか?

今の若い人たちに見られる、元気がない、活力が感じられない、集中力が不足しているといったことの一因は、食習慣の変化にともなう塩分摂取の不足によるものと考えて間違いありません。

ある大学教授が面白い実験をしました。学生たちが居眠りばかりして午前中の授業がなかなか成立しない。そこでその先生は、授業が始まる前にコップ1杯の塩水を学生たちに飲ませたというのです。すると学生たちは皆、居眠りをしなくなって万事順調に授業ができるようになったという。これは実にうなずけます。

また、その先生が飲ませた塩が正解でした。使ったのは粗製塩で、この粗製塩には副交感神経を刺激するナトリウムのほかに、ミネラル類がバランスよく含まれているのです。

ともあれ、ラーメンの汁を飲みほしてしまうほどの必要はないにしろ、最近の食生活においてはあまりにも塩分摂取が不足しがちです。

身体が欲しているなと感じたときは、あまり神経質になりすぎず、塩分をとるようにしたいものです。たとえば肉を食べるにしても、塩気のない肉には魅力を感じられないものです。

これは肉自体はカリウムが多いため、塩コショウをしないと味が希薄になるためです。カリウムというのは細胞内のミネラルのことです。

私たちの身体の中では、細胞自体はナトリウムを細胞外に出して、体液中のカリウムを細胞内に吸収し、電位差をつくるわけです。そのおかげで細胞膜がプラスに帯電することによって、赤血球同士が反発して、血液がサラサラになるのです。

「血液サラサラ」は医学的にも意味がある

余談ですが、この血液サラサラに関しては、医療関係者は案外軽視する傾向にありますが、私はそうは思いません。細胞ひとつひとつの活力がなくなって、ナトリウムを排泄する力が弱まると、赤血球がくつついて血流が悪くなるので、「血液サラサラ」というのは医学的に見ても非常に意味のあることだと思います。

塩気のない野菜や肉というのは実に昧に締まりがないもので、食欲自体を刺激しません。味付けの基本は塩味であり、調味料のナンバーワンは塩です。人間の身体が活力のために求めている場合は、程度をわきまえて摂取すべきなのです。

さて、塩分が悪者になる一方で、健康にいいとされるものが、水の摂取です。よく「水をたくさん飲め」と言われますが、たしかにたくさん水を飲めば尿もたくさん出て、老廃物の排出につながることは事実です。

とはいえ、これにも限度があります。必要以上に飲めばトイレが近くなりすぎて日常生活に悪影響を及ぼすこととなります。これについてもまた、実験をしており、1日9リットルもの水を飲んだわけです。すると、1日のうちほとんどがトイレに行くことで時間を費やすことになってしまった。

ほかの仕事は一切できないし、乗り物にも乗れない。なにしろ15分にl度はトイレに駆け込まなくてはならないという状態に陥ってしまったわけです。

身体は耐えられても、正常な日常生活が送れなくなつたということです。つまり、どれだけ身体にいいとされているものでも、限度を越せば何らかの破綻が起きるということです。逆に、これまで身体によろしくないと見なされていた食べ物でも、過剰な不足は身体に悪影響を及ぼす危険性があるということです。とり方ととる量を考えて、バランスのいい食生活を送ることが肝心なのです。
ちなみに毎日摂る水はクラスターの小さい「活泉水」がおすすめです。

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