【 原因は生き方 】長時間の労働や睡眠不足…身体の不調を生む「隠れたマイナス要素」とは?

原因は生き方

原因は生き方 長引く疲労、原因不明の痛み、メンタルの落ち込み…。私たちは不調を感じると、「歳のせいだ」「体質だから」と、つい身体そのものを責めてしまいがちです。しかし、本当にそうでしょうか?

あなたの身体が送っているSOS信号の裏には、これまでの暮らしぶりや生き方が生み出した、いくつもの**「隠れたマイナス要素」**が潜んでいるのかもしれません。

あなたの不調は、遺伝や病気ではなく、あなたが長期間にわたって心身に与え続けてきた「喜ばしくない要素」の、正直な結果です。

生き方 悪いのは身体ではない これまでの暮らしぶりや生き方をちょっと振り返ってみて頂きたいのです。きっと身体と心にとって、喜ばしくない要素があったはずです。長時間の労働が続いていたり、パソコンにばかり向かっていたり、睡眠不足が続いていたり、毎日の食事が偏っていたり、悩みを抱えていたり…などなど、身体にとってのなんらかのマイナス要因が必ずあるはずです。

生き方 悪いのは身体ではない 健康に自信がある人とない人、どちらが良いか

身体が丈夫で、風邪などめったにひかない。虫歯になったこともない。人から健康法を教わっても「私は健康だから大丈夫」と聞く耳を持たないという人が、あなたのまわりにもいるのではないでしょうか?

身体の不調、その犯人は本当に身体だけなのか?

長引く疲労、原因不明の痛み、メンタルの落ち込み…。私たちは不調を感じると、「歳のせいだ」「体質だから」と、つい身体そのものを犯人にしてしまいがちです。しかし、少し立ち止まって考えてみてください。

あなたの身体が送っているSOS信号の裏には、これまでの暮らしぶりや生き方が生み出した、いくつもの「隠れたマイナス要素」が潜んでいるのではないでしょうか?

このリード文が鋭く指摘するように、あなたの不調は、あなたが長期間にわたって身体と心に与え続けてきた「喜ばしくない要素」の結果かもしれません。

長時間の労働で交感神経が張り詰めたままだったり、慢性的な睡眠不足で修復の時間が奪われていたり、パソコンに向かい続けることで全身の血流が滞っていたり、毎日の食事が偏り栄養バランスが崩れていたり、あるいは、誰にも話せずに抱え込んでいる悩みやストレスが心身を蝕んでいたり…。

あなたの身体は、非常に正直です。身体を責める前に、まずは静かに、そのマイナス要因を一つひとつ振り返ってみることから、真の回復への道は始まります。

さあ、あなたの最高のパフォーマンスを取り戻すために、いま一度、生き方のデザインを問い直しましょう。

こういう人は、思いのほか病気に弱いものです。これはなかば心の問題で、つねに自信過剰でいると思わぬ障害にぶつかったとき、その壁を乗り越えられないのです。「えっ、ウソでしょ? なんで私が」と、今まで順調に来ただけに、ちょっとした障害が必要以上に大きな壁に思えてしまうのでしょう。

いろいろな人間関係の中でもまれ、ひとつひとつ乗り越えてきた人たちにとっては些細に思えることでも、自信に満ちあふれて過ごしてきた人にとっては大きなストレスになってくるのです。

つまり、最初は心身ともに「弱いくらいの方がいい」というのが私の持論です。自分の弱さを認識して、日ごろの生活習慣を改めることで、少々のストレスにはビタともしない免疫力を身につけることが肝心です。

最近は男性でもいわれますが、特に中高年の女性に蔓延している更年期障害も、ストレスが大きな原因となっています。若い女性がストレスを受けた場合は自律神経失調症となり、閉経後の女性がストレスを受けた場合は更年期障害になります。

家庭におけるストレス、職場におけるストレス、理由はさまざまでしょうが、ストレスをなくさない限り更年期障害は解決しません。

女性は閉経すればホルモンが低下してくるわけです。現在、更年期障害の原因はこのホルモンの低下によるものとされていますが、それは根本的な原因ではありません。ホルモンが低下しているときにストレスが一気に押し寄せ、身体の調子を乱しているのです。

つまり、いま自分が抱えているストレスを解消することによって、めまいや生理不順も解消し、更年期障害や自律神経失調症の症状は消えていきます。

私は、このストレスの発症原因は、その人の生き方の無理にあると思っています。それは更年期障害や自律神経失調症に限ったことではなく、あらゆる病気においても同じで、生き方の無理がストレスを招き、病気を導いてしまう原因なのです。

忙しすぎて、身体を過酷なストレスにさらしていたり、いつでも不満を抱えて腹を立てていたり、小さなことでクヨクヨと悩んでいたり…。

たしかにこうした背景には、その人の性格もあるでしょうし、それを認めることは容易なことではないでしょう。

実直に生活をしてきて、何事にも手が抜けないという生真面目な性格の人に向かって「あなたの生き方が間違っている」というのは酷なことかもしれません。

しかしながら、自分の抱える悩みや病気を省みて、すべての原因は自分がいま置かれている状況から生まれているのだと冷静に考えなくては、糸口は見つからないのです。それを「原因不明の病気」として、薬を飲んでいては、身体はさらに悪くなるばかりです。

生き方の無理の「2つのタイプ」

人間というのは、元気なときは自分の身体のことは忘れがちになります。自分の健康状態を強く意識するのは、たいてい体調をくずしたときや、病気になったときでしょう。

そういうときに、これまでの暮らしぶりや生き方をちょっと振り返ってみて頂きたいのです。きっと身体と心にとって、喜ばしくない要素があったはずです。長時間の労働が続いていたり、パソコンにばかり向かっていたり、睡眠不足が続いていたり、毎日の食事が偏っていたり、悩みを抱えていたり…などなど、身体にとってのなんらかのマイナス要因が必ずあるはずです。

そういう生き方の失敗を改めて、新しい人生のスタートを切れば、いま抱えている病気は必ず治るはずです。失敗には2つの種類があると、私は考えています。

1つは自分が犯した失敗をいつまでも認めようとせず、新たな知恵を手に入れることのできない「凍てつく失敗」です。

そしてもう1つは、潔く自分の非を認め、それを教訓として新たな人生に生かしていくことができる「花咲く失敗」です。人間というのは、多くの失敗をくり返しながら成長していくものです。大切なのは、その失敗に気づき、正していけるかどうかです。

もしあなたがいま病気をしているのなら、これまで偏った生き方の失敗の結果であることを認識して、それをいい方向に転換させ、「花を咲かせる」ように変えてください。

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