黒にんにく 効能 はさまざまありますが、さまざまな病気を防ぐことができます。にんにくといえば元気が出る食べものの代表ですが、民間薬としても古くから活用されてきたといいます。その生のにんにくを長い時間をかけて熟成させ、黒く変化した「黒にんにく」というものがあります。
黒にんにく 効能 熟成させたにんにくは優れた健康食品
にんにくといえば元気が出る食べものの代表ですが、民間薬としても古くから活用されてきたといいます。その生のにんにくを長い時間をかけて熟成させ、黒く変化した「黒にんにく」というものがあります。
にんにくを何日もかけて熟成させると発酵が進んで、黒っぽく変化していきます。この変化が健康に良いとされ、黒くなればなるほど、にんにくが持つ抗酸化力が増加すると考えられているのです。そして、その抗酸化力は、ポリフェノールを豊富に含む緑茶やビタミンCを豊富に含むキウイフルーツなどと比較しても、引けをとらないほどだということがわかっています。
さまざまな病気の発症には、たいてい、老化の原因となる物質の活性酸素が関係しています。抗酸化物質は活性酸素を除去する力を持っているので、抗酸化力が高い黒にんにくを摂取することで、ガンをはじめとした、さまざまな病気を予防し、健康な生活を送るのに役立つといえるでしょう。
血行を良くして冷えを改善
「冷えは万病のもと」といいますが、冷え症だと、肩こりや頭痛、神経痛などのトラブルを引き起こし、女性なら、さらに生理不順や肌あれ、肥満といった気になる症状もあらわれます。冷えによる不調で苦しんでいる人はたくさんいると思いますが、医学的には病気とされない冷えは、日頃の生活習慣や食事で改善していかなくてはなりません。
生のにんにくにはアリシンという成分が含まれていて、これが強烈なにおいの原因です。ところが、にんにくを長期熟成させると、アリシンは「S-アリルシステイン」に分解されて、独特な刺激臭はほとんど消えます。アミノ酸の一種であるS-アリルシステインは、血行の促進にはたらきます。ですから、黒にんにくを摂取すると新陳代謝が活発になり、末端の神経まで拡張させて、血行が良くなるはたらきにも期待できます。冷え症の人がにんにくを食べると、体がぽかぽかと温まってきて、眠りにもつきやすくなるのです。
にんにくを食べたくても、においが気になってなかなか食べられない、という人には、熟成黒にんにくのサプリメントがおすすめです。熟成によって、においが無くなっても、にんにくの健康成分は損なわれていません。