ダイエットミネラル「クロム」

ダイエットミネラル「クロム」と「マンガン」は血中のブドウ糖を筋肉細胞に取り込む手助けをする「ダイエットサポートミネラル」です。

無理なダイエットを大kナウと体脂肪が増えて筋肉が減り、やせにくい体質になってしまいます。ダイエットしたい人は、クロムを補くじやサプリメントで補うようにするのがおすすめです。

ダイエットミネラル「クロム」
ダイエットミネラル「クロム」

繰り返すダイエットで体脂肪が増加してしまう

TVでも雑誌でもネットでも多くの女性が関心を寄せるのは「ダイエット」に関連すること。10代、20代のとても大事な時期に極端なダイエットで体をおかしくしてしまう人が増えています。日本人はどうもやりすぎてしまう思考が強くもう十分なのに「まだ…」となってしまいます。

基本的な考え方は、非常に繊細で神経質なのに、自分がまだ!と思うことについてはとても大胆かつストイックになりがちです。

特に食事量を減らすと当然体重は減少しますが、減った体重の中身は他脂肪だけでなく筋肉や骨などの組織も含まれます。

体脂肪と筋肉などが減る比率はおよそ半々です。食事を元に戻すと、急激に減った体重が一気に元に戻ることが多いのです。これがリバウンドです。

リバウンドで怖いのは、主に体脂肪だけが増えることです。筋肉や骨は増量に時間がかかるため、リバウンド時にはあまり増えず「脂肪だけが増えてしまうのです。

その結果、体調を崩したり、筋肉量が減るために代謝が悪くなり、やせにくい体質になっていくことが少なくないのです。リバウンドするたびに太りにくい体質になるのはそのためです。

ダイエットのポイントは、「質の高い食事」と「適度な運動」の組み合わせであり、生活習慣をあまり変えずに自然にゆっくりと体重が減る方法がもっともよい方法です。ダイエット法としては、間食を減らすのが効果的で、例えば、シュークリーム1個(80g)、クッキー4枚(40g)、塩せんべい3枚(50g)が200kcalに相当します。こうして食事を1日200kcal減らすと、体脂肪は計算上、約26g減るのです。

1ヶ月で約800g3カ月で約2.4kgの体脂肪(体重)を減らせることになります。
ただし、普段の食事のまま、単純に食事量(カロリー量)を減らすと、不足しがちな栄養素がさらに欠乏する恐れがあります。ダイエット中は、マルチビタミン・ミネラルやクロムなどのサプリメントで不足分を補うのがベストです。

ヘルシーワン クロム 60カプセルは1カプセルにクロムを200μg配合したサプリメントです。酵母と結びついた天然型組成で、吸収されにくいクロムは酵母由来にしたことで吸収がよくなりました。毎日の健康をサポートします。

甘いものがほしい!

人体に含まれるクロムは6 mg 以下と少量ですが、ダイエット を成功させたり、糖尿病改善に重要な役割を果すミネラルです。1797年に発見された クロム は、ステンレスや金属の酸化防止やメッキや電熱器に使われる クロムセ線で知られるものです。

クロム を理解するには、食事で摂取した糖質がどうエネルギーに変わり、脂肪として蓄えられるかを理解することが必要です。

まず、消化吸収された糖質は、ブドウ糖の形で血液中に入ります。ブドウ糖は膵臓から分泌されるインスリンの働きで、筋肉細胞か脂肪細胞に取り込まれます。体がエネルギー不足の状態だとブドウ糖は筋肉細胞に取り込まれ、運動エネルギーとして消費されます。

一方、運動不足によりエネルギーが十分足りているとブドウ糖は脂肪細胞にたまります。いわゆる太るということです。

細胞膜には、インスリン・レセプター(受容体)がついています。インスリンレセプターに触れると、ブドウ糖が血液から細胞の中に入れます。ところが肥満気味の人やストレスがたまっている人は、このレセプターの感度が鈍く、ブドウ糖を取り込みにくいのです。取り込み能力が極端に落ちて、血液中のブドウ糖濃度(血糖)が高い状態が糖尿病です。

インスリンは、血液中のブドウ糖の量に見合う分を膵臓が分泌します。レゼプター の感度が落ちると血糖は昇します。体はインスリンがたりないとためだと錯覚して、どんどんインスリンを分泌します。これに脳の視床下部が反応して、「もっと食べよ」という傘令を出します。どんなに食べても満腹にならない仕組みです。

一方で、大量のインスリンが分泌されると、ブドウ糖がどんどん、脂肪細胞などに取り込まれていきます。細胞は、

ブドウ糖で満たされても血液中に足りないいゆる「低血糖」を引き起こします。
低血糖状態は、体が糖分を欲するため必要以上に糖分がほしくなってしまうのです。

食べたものを筋肉で消費させるクロム

クロムはインスリン・レセプターの感度を高める働きがあります。ブドウ糖を細胞内、それも脂肪ではなく、筋肉細胞に取り込みやすくします。クロムが不足している人は、「耐糖能低下」いう状態になり、血糖値が上昇し、血中のインスリン値も高くなります。

この高血糖状態は、インスリンを多く与えても解消せずに必要量のクロムを与えると下げることが出来ます。耐糖能低下は男女とも40~50歳代の発症が多くⅡ型糖尿病を伴う症状です。

砂糖の過剰摂取=クロム不足に

クロムは土壌中には十分にないため、必要なクロムを食事で摂取することは困難です。たとえプロが考えたバランス食であっても、クロムは50㎍以下しか含まれず、1000mg当たり15㎍程度です。推奨する1日120μgよりはるかに少ないのです。

また、クロムは糖代謝に必要なので、砂糖とでんぷんが多い食事をすると、体内のクロムが消費されてしまいます。ダイエット中の人も、食事量を少なくするためにクロム不足になりやすいのです。激しい、あるいは長期の運動、授乳期や身体的な外傷、アルコール摂取などは、尿からのクロム流出を高めます。特に砂糖の過剰摂取は、24時間でクロム損失のスピードが普段の300%に高まります。

クロム不足であらわれる症状

  • 出生欠陥、骨格の奇形
  • 成長の遅れ、精神発育の遅れ
  • 運動失調、けいれん、無筋力症
  • 歯ぎしり、震え
  • 不眠、もの忘れ、いらいら、うつ、錯乱
  • 風邪やウィルスに対する抵抗力低下
  • 片頭痛、慢性頭痛
  • 低血圧、低体温、手足が冷たい

クロムを多く含む食品

  • 穴子
  • 干しひじき
  • ホタテ貝
  • うるめいわし
  • かぼちゃの種子
  • そば

など

ココアは精神安定剤

集中力が必須の受験勉強中のリラックスにココア

高校生の頃、受験勉強をしている合間によくココアで一息ついた思い出があります。ひたすら勉強だけするより、適度に休憩を入れた方が能率がいいんです。体を動かしていなくても、頭脳労働をしていると疲れを感じて、甘いものがほしくなります。

ココアには集中力を高めるという効果もあるんですよね。子どもの頃は、珠算の最年少チャンピオンになったこともあります。その当時は珍しくもあったのか、テレビ出演を依頼されて、あるテレビ番組に出演しました。緊張のためか、番組の中で出題された暗算問題を間違えてしまったんです。その時のアナウンサーの方が親切に私を慰めてくださったのが、今でも忘れられません。私がいろいろと悩んだすえに、アナウンサーという職業を選んだのも、あの時のアナウンサーの方の優しさが忘れられないからかもしれません。

疲れと緊張の体を癒やす

私の仕事は、中継やロケが主なので、暑い夏も寒い冬も外に飛び出していって、さまざまな情報を視聴者の方々にお届けします。現在はフジテレビ系列の「目覚ましテレビ」という番組で、北海道から全国に生中継を行っています。週に1度、列島村決というコーナーで北海道からのナマの情報を届けているのですが、冬は氷点下まで気温が下がり、体が冷えきって立っているだけで疲れてしまいます。生放送ということもあり、緊張感も一層高まる瞬間でもあります。
朝の5時5分と7時頃の2回、生中継に出演しますが、1回目と2回目の間にココアを飲むようにしています。ココアを飲むと、体が温まり、不思議と精神的にも落ちついてきます。また、深夜番組のロケで一日中外を飛び回って、会社に戻った後ココアを飲むと、ホッと一息つくことができます。ココアを小さい頃から飲んできましたが、精神的にも肉体的にもハードな現在の仕事の合間にココアを飲む機会がかえって多くなっているような気がします。
甘い物に目がない私は、油断をするとすぐ太ってしまうので、食べ物には気を付けています。体力が必要な仕事なので、食べないわけにはいかないし、食べ過ぎるわけにもいかないというジレンマに悩むこともあります。

しかし、ココアを飲むと、忙しい時はおなかの足しになり、甘い物を食べたいと思った時はお菓子の代用品になります。ココアは、コレステロールを下げる効果もあると聞いたので、これからも安心して健康と美容のために飲み続けていくと思います。

カカオの様々な効能

社内でもチョコレート担当は元気いっぱい

チョコレートとの出会いは、学生時代。私は陸上の400メートルの選手だったのですが、試合前日に、当時はまだ高価だったチョコレートをよく食べていました。そういうときは、成績がよかったですね。その後、明治製菓に入社して約40年、チョコレートやココアの生産、研究、商品企画に携わってきました。プロとしてチョコレートを食べ、ココアを飲んだりしてきたわけです。平均すると、普通の板チョコ1枚ぐらいに相当するカカオを、毎日食べ続けてきているのではないでしようか。

25年ほど前から出張で原産国に足を運ぶようになってから、今度は、カカオの歴史に強く引かれるようになりました。もともとマヤ文明に興味を持っていたことや学生時代にスペイン語を勉強していたことも影響したのでしょう。出張のたびに仕事の合間をぬって、カカオの歴史を訪ね歩きました。紀元前1100年ごろの地層から、すでにカカオの殻(カカオポット) の繊維が見つかっています。カカオはそれぐらい古い歴史を持っているのです。

リラックスタイムに欠かせないカカオ

カカオには、晴好品としては珍しく食物繊椎が豊富に含まれていることは、実は、20年ほど前から指摘されていたことです。4年ほど前、明治製菓の食料総合研究所の所長に就任してから、本格的にカカオの成分についての研究を始めました。きっかけになったのが、ココアバター。人間の体温に近い温度でさっと溶け、まるで、人間のためにつくられたかのような組成を持っていること、また酸化しにくい安定した油脂であることは、経験的に知っていました。

これらが研究の鍵になると考えたのです。大学の研究所の協力も得て、半年後ぐらいからさまざまなデータが出てきました。
この結果、ココアバターがコレステロールを下げる効果があることや、カカオにはアルコール性の潰瘍を防止する成分が含まれていること、ミネラルのバランスが非常にいいことなどがわかってきました。
古代メキシコでは、不老長寿の薬として珍重されたり、「神々の食べ物」と呼ばれたりしていたカカオですが、歴史が古く、それだけ長く食べ続けられている食物は人間に合うようにできているのだということを実感します。オフィスではコーヒーを飲みますが、自宅ではココア。冬は電子レンジで温めた牛乳でココアをつくります。夏は、冷たい牛乳でも溶ける冷用ココアをお勧めします。私が開発担当の責任者だったときに開発した製品ですから(笑)。とくに、仕事を終えて帰宅して、ほっと一息、というときには、やはりココアがピッタリだと思います。