ターメリックとマッシュルームの相乗効果が抜群のきのこカレー

みそ汁と並んで手軽な料理といえば、カレーライスでしょうか。

カレーが黄色いのはカレー粉に含まれるターメリックという香辛料のせいですが、このターメリックの主成分はクルクミンという抗酸化物質なのです。クルクミンそのものの抗酸化作用はさほど強くありませんが、クルクミンが腸管から吸収される際、粘膜細胞のなかでテトラヒドロクルクミンという強力なフリーラジカル消去物質に代謝(変換)されることが証明されています。

このため、カレーライスを食べて適量のクルクミンを摂取することが、日本人の間でも近年急増している大腸ガンの抑制につながるのではないかと、注目を集めているのです。

ツクリタケ(マッシュルーム)は先ほどのナメコとは逆に、ガンの増殖阻止作用は弱い反面、強力なスーパーオキシド消去作用を秘めています。このツクリタケに、やはりフリーラジカル消去にすぐれるヒラタケ、ブナシメジなどをとりあわせたきのこカレーなども、家庭でおすすめしたいメニューの1つです。

みそ汁、カレー、鍋物など、どんな料理に使う場合でも、きのこは火を止める直前に加え、さっと火を通す程度にとどめて、あまり長時間加熱しないことが、フリーラジカル消去活性をそっくりいただくためのコツです。食べる際は、唾液に含まれるα・アミラーゼがきのこの活性成分を引き出してくれるさまを頭に思い描きながら、ゆっくりときのこの味を噛みしめてください。

フリーラジカル消去作用を高める味噌汁の作り方

体内でたえず発生するフリーラジカルをきれいに掃除して、細胞の発ガンを防ぐためにも、年間を通じてきのこをとることがすすめられます。

きのこだけでなく、緑黄色野菜などのフリーラジカル消去食品を同時にとれるように献立を工夫すれば、発ガン予防に相乗効果が期待されます。きのこを毎日とるための一番手軽な方法は、みそ汁かもしれません。

ブナシメジやエノキタケをみそ汁の具に用いる際、ほうれんそうや小松菜などの緑の濃い葉物をちょっととりあわせるだけでも、フリーラジカル消去作用を高めることになるのです。

ナメコはガン増殖阻止作用が非常に強い反面、フリーラジカル消去活性は弱いといわれますが、最近の研究ではみそにもフリーラジカル消去作用が確認されていますので、ナメコをみそ汁にすれば、フリーラジカル消去活性も期待できるわけです。

暑い夏にエノキタケを食べない家庭にはガン死亡者が多い

四季のうつろいに敏感な私たち日本人は、秋の味覚と聞けばすぐに、きのこを思い浮かべます。年に1度の贅沢とばかり、マツタケの網焼き、土瓶蒸し、炊きこみごはんに舌鼓を打つご家庭もあるでしょう。

アウトドア・ブームできのこ狩りに出かける家族連れも多いとみえて、最近ではガイドブックの類もたくさん出ています。

秋が過ぎ、冬を迎えれば、鍋物にもきのこが欠かせません。実際、きのこの消費量は秋冬に伸びる傾向が顕著ですが、免疫システムを高めてガンを防ぐには、春夏もきのこの存在を忘れずに常食を続けることが大切です。

周年栽培で1年じゅういつでも食べられるきのこがふえたのは、旬の感覚が薄れることにもなりますが、この意味ではありがたいことといわねばなりません。

エノキタケ栽培家庭を対象とした例の調査では、夏場にエノキタケをあまり食べない家庭にガン死亡者が多く出る傾向が認められました。

さらに、これは調査に当たった長野県農村工業研究所の研究員によると、ガンによる死亡時期の季節分布を調べたところ、暑い夏の盛りを過ぎて迎えた秋に、死亡者数の1つのピークがあるということです。夏を乗り切るために体力を使い果たし、おそらくは体内の免疫システムの衰えに拍車がかかり、一気にガンを進行させる結果になったのでしょう。

むしろ夏こそ、きのこの常食を忘れてはならないことを証明しているのです。

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