免疫力アップ 体温+4度 の入浴がおすすめ 科学的な理由と効果的な方法を解説

免疫力アップ 体温+4度

免疫力アップ 体温+4度 の入浴がおすすめ 科学的な理由と効果的な方法を解説します。

免疫力 体温 プラス4度の入浴で免疫力アップできます。身体が芯まで冷えきる冬でもシャワーだけという人が少なくないのです。

身体の汚れを落とすだけならシャワーで充分でしょうが、健やかな毎日を送る、若々しい身体を保つなら、これではだめです。きちんとお風呂にお湯を張って、心身をリラックスさせストレスを解消する必要があります。

免疫力アップ 体温+4度 がおすすめ

ほとんどの病気の原因は、交感神経が優位になり血流障害を起こしたことによるものです。つまり、体温を上げて血流改善をする入浴は、もっとも簡単な免疫力向上の手段ということができます。

にもかかわらず、最近の若い人や働き盛りの世代の人たちには、シャワーですませてしまう人が増えています。夏場はもとより、身体が芯まで冷えきる冬でもシャワーだけという人が少なくないのです。身体の汚れを落とすだけならシャワーで充分でしょうが、健やかな毎日を送る、若々しい身体を保つなら、これではだめです。

きちんとお風呂にお湯を張って、心身をリラックスさせストレスを解消する必要があります。

ある会社で、入浴をする社員と、シャワーしか使わない社員のリンパ球を比較したところ、日々入浴をする社員のリンパ球が、血液1立方ミリメートル中、平均で2248個という結果が出ました。

人間のリンパ球の理想的な数値は2200から2800個ですので、入浴をしている人のほとんどは理想的なリンパ球の数値であるといえるでしょう。

いっぼう、日ごろからシャワーしか使わない人のリンパ球数値は平均で19 00個前後。反対に顆粒球はシャワー派の方が増えているという結果が出たのです。

これは、シャワーしか使っていない人は交感神経優位の緊張状態が続いており、それに反して入浴派の人は副交感神経優位のリラックス状態にあることを示してしずいます。

当然ながら、副交感神経が優位になれば交感神経が鎮められ、リンパ球過剰がもたらすアレルギー疾患などにも免疫力が正常に作用します。

ひいては血流効果が高まり、炎症治癒も早まることが期待できるのです。さて、単に入浴が身体にいいといっても、どの程度の温度のお湯に、どのくらいの時間浸かるのがいいのかが問題です。

「カラスの行水」という言葉がありますが、これでは身体は温まりません。基本的には、だいたい自分の体温にプラス4度のお湯に、約10分ほどじっくり軽かればじわじわと体温が上昇していくはずです。

「私はカラスの行水」という人は、お湯の温度が高すぎるのではないでしょうか。「熱いな」と感じるお湯には長く入っていられませんし、かえって交感神経を刺激して、身体が緊張状態になってしまいます。

疲れをとるのが目的ではなく、これから仕事があってシャキッとしたいという場合は比較的高めの温度のお湯に入るのも悪くはありませんが、ストレスから解放されるための入浴には不向きといえます。

入浴とはいっても、肩まで浸からなければいけないというわけではありません。いわゆる半身浴も体温を上げる効果は充分あります。入浴で芯からじっくり温める方法(半身浴)

むしろ全身を肩まで沈める入浴の場合、水の圧力で心臓が圧迫されるため、息苦しさを覚える人も中にはいます。こうした方の場合は半身浴の方がいいでしょう。

ただし半身浴の場合の注意点は、浸かっている間に湯の温度が下がらないようにすることです。また、冬場の入浴では、身体全体が温まる前に上半身だけが冷えてしまわないよう、乾いたタオルなどを肩からかけておくようにしてください。

体調が安定する入浴法

また、季節の変わり目によく体調をくずす人や、更年期障害に悩む女性の場は、入浴後に水をかけることをおすすめします。もちろん、身体全体にいきなり水をかけるようなことをしてはいけません。

足首周辺にだけ水をかけてお風呂を上がるように習慣づけると、自律神経の切り替えがスムーズになり、年齢を重ねても体調をくずしにくい身体になつていきます。

そしてときには気分を換えて、温泉や銭湯などに出向くのも大いにリラックス効果が得られます。体温を上げて血流を良くするだけでなく、自宅のお風呂とは違い、広くて開放感にあふれた場所で、手足を思いっきり伸ばして湯に浸かれば、身も心も癒されることは間違いありません。

ただし、温泉や銭湯の場合、お湯の温度が著しく高いところもあるため、自宅と同じ感覚で同じだけの時間お湯に浸かることは控えた方がいいでしょう。

「せっかくだから…」という気持ちは分かりますが、普段以上に熱いお湯に浸かりすぎれば、交感神経優位の状態になり、肝心のリラックスが得られないということになりかねません。

この場合も自分の体調と相談しながら、無理のないところで切り上げるのが賢い入浴方法です。

風呂 温度 は 41 度が適温

免疫力

自律神経を整える 睡眠リズム に合わせた最高の眠り方と朝の迎え方

自律神経を整える 睡眠リズム

自律神経を整える 睡眠リズム に合わせた最高の眠り方と朝の迎え方を紹介します。免疫力を高めるためには、質の高い睡眠が必須です。

自律神経のバランスを整え、最高の睡眠リズムを築くためには、夜の「オフ(副交感神経優位)」への切り替えと、朝の「オン(交感神経優位)」へのスムーズな切り替えが鍵となります。

最高の眠り方:自律神経を「副交感神経優位」にする夜の習慣

質の高い睡眠は、日中に優位だった交感神経を鎮め、リラックスをもたらす副交感神経を優位にすることから始まります。

1. 就寝1〜2時間前の「入浴」で深部体温を下げる

  • 科学的理由: 人は体の深部体温が下がり始める時に眠気を感じます。入浴で一時的に体温を上げると、その後急激に体温が下がり、スムーズな入眠につながります。
  • 方法:
    • 就寝の1〜2時間前に38〜40度のぬるめのお湯に10分〜15分程度ゆっくり浸かるのが理想です。
    • 熱すぎると交感神経が刺激されるため、ぬるめを意識しましょう。

2. 就寝1時間前からの「光」と「情報」の遮断

  • 科学的理由: 強い光、特にスマートフォンやPCから出るブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑えてしまいます。また、新しい情報も脳を興奮させます。
  • 方法:
    • 就寝の1時間前には、スマートフォン、PC、明るすぎるテレビ画面を見るのをやめる。
    • 部屋の照明を少し落とし、間接照明など暖色系の光に変えてリラックスモードに入る。
    • 退屈な本を読んだり、穏やかな音楽を聴いたりして過ごしましょう。

3. リラックスを深める就寝前の習慣

  • ストレッチ・深呼吸: ゆっくりとした腹式呼吸や、簡単な首・肩周りのストレッチは副交感神経を優位にし、筋肉の緊張をほぐします。
  • カフェイン・アルコールは控える: カフェインは脳を興奮させ、アルコールは入眠を促しますが睡眠の質を大きく低下させます。これらは就寝数時間前までに済ませておきましょう。
  • アロマの活用: ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果のあるアロマを活用し、嗅覚からも副交感神経を刺激しましょう。

最高の朝の迎え方:自律神経を「交感神経優位」にする朝の習慣

目覚めがすっきりしないのは、夜から朝への自律神経の切り替えがうまくいっていない証拠です。朝のルーティンでスムーズに「活動モード」に切り替えましょう。

1. 毎朝「同じ時間」に起きて「朝日」を浴びる

  • 科学的理由: 人間の体内時計は、毎朝、目から入る太陽の光によってリセットされます。体内時計がリセットされると、約14〜16時間後にメラトニンが再分泌され、夜に自然と眠気が訪れるリズムが整います。
  • 方法:
    • 休日でも平日とできるだけ同じ時間に起きる。
    • 起きたらすぐにカーテンを開け、5分〜15分程度太陽の光を浴びましょう。

2. 「朝食」と「水分」で体と腸を目覚めさせる

  • 科学的理由: 食事を摂ると体内で熱(体温)が産生され、体温が上昇することで活動モード(交感神経優位)に切り替わります。また、朝食は腸のぜん動運動を促し、自律神経を安定させる効果もあります。
  • 方法:
    • 起床後1時間以内に、温かいものや消化に良いものを中心とした朝食をしっかり摂る。
    • 起きてすぐにコップ一杯の常温の水を飲み、水分補給と同時に胃腸を刺激しましょう。

3. ゆっくりとした「朝のスタート」を心がける

  • 方法:
    • ギリギリに起きると焦りやイライラが生じ、自律神経が乱れやすくなります。いつもより10〜15分早く起きる習慣をつけましょう。
    • 起きてすぐの軽い背伸びや全身ストレッチは、ゆっくりと血液の巡りを促し、心身を覚醒させるのに役立ちます。

これらの習慣を通じて、昼夜のリズムを整えることが、自律神経のバランスを安定させ、最高の睡眠と快適な目覚めを実現する鍵となります。

免疫力

現代人 便利に苦しむ理由 手間ひまかけた和食で免疫力を取り戻す

現代人 便利に苦しむ理由

現代人 便利に苦しむ理由 は実はとてもシンプルです。戦後日本は、欧米先進国の生活習慣を見習って、食生活ばかりでなくさまざまな生活スタイルを真似してきました。ところが今ここにきて、今度は逆に欧米人の方が和食の健康性に着目するようになり、それに追従するべく我が国も和食のブームで賑わうという、なんとも妙な関係ができているからです。

現代人 便利に苦しむ理由 手間のかかる「和食」の利点

ここ数年、和食回帰の兆候が顕著になりつつあるといわれています。それは非常に歓迎すべき兆しであろうと思いますが、その背景を知れば、個人的には少しやるせない思いにもかられることは事実です。

というのも、戦後日本は、欧米先進国の生活習慣を見習って、食生活ばかりでなくさまざまな生活スタイルを真似してきました。ところが今ここにきて、今度は逆に欧米人の方が和食の健康性に着目するようになり、それに追従するべく我が国も和食のブームで賑わうという、なんとも妙な関係ができているからです。とはいえ、いまだ和食回帰できない人も数多くおり、彼らの健康被害は深刻なものとなりつつあります。

伝統的和食は腸が喜ぶ ( 和食 その 1 ) | 腸をきれいにして便秘解消

そもそも和食は、主食、主菜、副菜からなっており、手間のかかる食事です。いうなれば「手軽さ」という観点からすれば縁遠い食事ということができるでしょう。

とはいえ、縄文食しかり、健康を維持するためには非常に効率的に栄養素を摂ることができる食事であることも事実です。にもかかわらず、いまだに安さと利便性から、ファストフードやコンビ: エンスストアのお弁当といった外食依存症から脱却できないでいる日本人が数多くいるというのは、食のトレンドという観点から見ても、あまりにもお粗末としか言いようがありません。

こうした食品の数々は、たしかに便利であるには違いありません。温めるだけ、お湯をかけるだけ、3分待つだけと、手っ取り早く、あわただしい今の日本社会をまさに象徴しているような気がします。

しかしこの「便利」であるということにどれだけの落とし穴があるかが問題です。さまざまな「食害」を覚悟しなくてはなりません。

笑顔効果

ひと組の親子がの話です。その子供はまだ20歳で咽頭ガンを患っており、手術を受け、放射線治療をやって抗ガン剤を飲み、もうすっかり身体がやつれ果てていたのです。

医者から「もう身体がもたない」と言われ治療はやめていましたが、身体中真っ黒でひどい状態でした。いろいろな治療で身体中を痛めつけられていたので、すっかりやせて深刻な状態だったのです。

さすがに、彼をどのように励ましたらいいか迷いましたが「ちょっと笑ってみて」と言ったのです。すると笑ったとたんに、黒かった顔にすっと赤みがさしてきた。「今の調子で笑いなさい。お父さんやお母さんの顔を見たら笑いなさい」とアドバイスしました。

彼は「分かりました」と言って帰っていきましたが、もしそれを実践できたら、彼はきっとよくなるだろうなと確信しました。事実、笑いというのは喜びの感情とつながっているため、副交感神経を刺激し、血行を促進させてくれるのです。つまり笑うことは、免疫力を正しく作用させるという機能を持っているのです。
また笑うと、身体がそれについていき、元気に、若々しくなるのです。よく「役回りと同じ顔になる」と言いますが、笑っている人の人生は、明るく楽しくなるわけです。

無理矢理でもいいから笑いましょう。「笑う門には福来る」と言いますが、ほんとうに福が訪れるものなのです。さて、そんな彼が日ごろ何をやっていたかというと、コンビニエンスストアの深夜のアルバイトだったのです。相当無理をしていたようで、病気に気づくまではかなり身体が参っていたということでした。私は、なぜ24時間営業していなくてはならないのかとつくづく思うのです。もちろん一部の人にとっては深夜開いている店があれば便利なこともあるでしょうが、なぜそこまでして「便利」を追求する必要があるのでしょうか。

食にしても、パソコンにしても、コンビニエンスストアにしても、もう「便利」は充分ではないかと思うのです。現代人は、便利になったことで、逆にその便利に苦しめられています。これでは本末転倒です。

免疫力