にきび、風邪、糖尿病、老化防止まで、現代人が必要とするミネラル「亜鉛」

現代人に足りないミネラル

現代人はいつも健康に注意をはらいいつも意識しているのに昔のもっともっと原始的な時代の人たちのがほうがエネルギッシュで、パワーがたくさんあったのでは?と感じている人が増えています。どこかで「昔の人のがほうが免疫力が強かった」「現代人は神経質すぎる」「「ストレスが多いから」「複雑な社会構造だから」…何かに責任をなすりつけようとすればいくらでも理由がでてきてしまいます。

たとえば、こんなケースがあります。風邪をひいたらその後、味覚障害が起きて、味を感じなくなってしまったという人がいます。結論から言うと、亜鉛を含む「牡蠣」料理をたくさん食べることで改善したのですが、こんなことがずっと続けば不安になるでしょうし、また「現代人は病んでいる」なんていう情報を耳にしたり目にすれば「やっぱり現代人は不健康」と結びつけてしまうでしょう。
この方は、サプリをいまいち信用していなかったので牡蠣料理で改善できましたが、サプリでも同様の結果になったと思います。

微量栄養素であるミネラルは炭水化物、糖質、たんぱく質、ビタミンと並ぶ5大栄養素のひとつです。日本人は、3大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質は十分に摂取できていますが、ミネラルやビタミンは不足しがちです。これは、現代人特有の栄養失調という表現が適切かもしれません。

これは、未精製のデンプン質(玄米や全粒粉)や新鮮な野菜や海藻類を食べる機会が少なく、加工されている添加物の多い食品、スナック菓子、清涼飲料水を多く食べる食習慣が原因とされています。ミネラルそのものにカロリーはありませんが、たんぱく質やビタミンとともに体の組織を作ったり、生理作用を調整する重要な役割を果たしています。

人体は主に酸素、炭素、水素、窒素で構成され、全体のおよそ96%を占め、残りの4%がミネラルです。ミネラルと聞いてまずイメージするのは、カルシウムや鉄です。亜鉛と聞いてもピン!と来ない人もいるかもしれません。亜鉛は体重が60kgの成人で2gほどです。この2gが生命活動そのものに深く関係しているのです。ほとんどの亜鉛は、体の中で酸素と結合しており、酸素、体内で化学反応をスムーズにする働きを担っています。

亜鉛が不足した際にあらわれる症状

皮膚炎

  • 荒れ肌
  • にきび
  • 口、肛門、まぶたの湿疹
  • つめや毛の発育不全
  • ふけ、脱毛
  • 陽性肢端皮膚炎

免疫機能低下

  • 胸腺萎縮
  • T細胞減少
  • 風邪などの感染症にかかりやすくなる

傷の治りが遅い

  • 外傷
  • 床ずれ
  • かいよう

性機能不全

  • 性の成熟の遅れ
  • インポテンツ
  • 不妊
  • 早産

精神障害

  • 疲れやすい
  • 不眠
  • ゆううつ
  • 記憶力低下

ビタミンA機能の低下

  • 夜盲症
  • 腺の衰え
  • 催奇性

ホルモン生成低下

  • 男性ホルモン
  • 女性ホルモン
  • インスリン

味覚、きゅう覚が衰える

  • 味覚の衰え
  • 味覚の異常

胎児・小児の成長の遅れ

現在の科学では、亜鉛が不足しているかどうかの判別は難しく困難ですが亜鉛不足が気になる人は亜鉛を多く含む食品やサプリで摂るべきです。
亜鉛は、細胞分裂を促したり、DNAを修復するなど非常に重要な働きを担っています。亜鉛が不足することで老化がすすんだり、ガンになったりするのです。

ストレスが過剰にかかっている場合、亜鉛が不足がちになる

何を食べても味を感じることが出来ずに、口の中に何もないのに苦みを渋みを感じる人は毎年、14万人以上になると言われています。その原因の多くが亜鉛不足です。亜鉛不足の理由はいくつかありますが、やはり食事からの亜鉛不足です。
麺類、パン類などの主食は比較的たくさん食べる傾向にありますが、亜鉛を含む動物性たんぱく質をほとんど食べない食生活(特にダイエット中の若い女性)が亜鉛不足を招き、加工食品に多く含まれる食品添加物(かんすい、膨張剤、ポリリン酸ナトリウム)などが体内に取り込んだミネラルの吸収を抑制してしまうのです。

キレる子供が増加しているのも

昨今、青少年の非行や犯罪が増加し、社会問題となっていますが、子供キレる原因の大きな要因は「カルシウム不足」と言われています。実際、カルシウムが不足すると、神経や脳の正常な機能が維持できなくなり、精神的に落ち着きがなくなる、苛立つ、さらに被害妄想に陥るこもあるのです。

イライラを防止するには、カルシウム補給と同時にカルシウムを体内の必要な場所に運搬する、カルシウム結合たんぱく質合成に必要な亜鉛も十分に摂取する必要があるのです。

亜鉛の過剰摂取

亜鉛の不足ばかりの情報が目につきますが、摂りすぎに悪影響はないのでしょうか?亜鉛は、ミネラルのうちで最も毒性が低く、1日50mgの亜鉛をとり続けると胴の吸収を妨げ、胴欠乏性の貧血を招く可能性があります。
1日50mgの亜鉛というのは、牡蠣でいうと6個分です。牡蠣を毎日6個食べ続けるというのはかなりの量です。

効率よく摂取するには

亜鉛は、しっかり過不足なく摂るにはどうしたらいいでしょうか?やはり普段の食事の中で多く含む食品を意識して摂ることです。具体的には、牡蠣のような貝類、魚、肉がおすすめですが、ナッツもおすすめです。植物性のものよりは動物性のもののほうが吸収がいいので効率がいいのは、動物性です。
白米のご飯1杯150gで亜鉛が0.9mg、食パン1枚90gで0.7mg、うどん1玉250gに0.1mgとご飯党の人のほうが亜鉛をしっかり摂ることが出来ます。また、ご飯も白米よりも胚芽米、分つき米、玄米のほうが亜鉛が多く含まれます。



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