にきび 風邪 糖尿病 老化防 止まで 現代人が必要とする ミネラル 「 亜鉛 」 についての 効能 効果 から不足分を補うための方法を紹介します。頭を悩まされる繰り返す にきび などは 亜鉛 不足が考えられます。亜鉛 は重要な栄養素です。
現代人に足りない ミネラル 「 亜鉛 」
現代人はいつも健康に注意をはらいいつも意識しているのに昔のもっともっと原始的な時代の人たちのがほうがエネルギッシュで、パワーがたくさんあったのでは?と感じている人が増えています。
どこかで「昔の人のがほうが免疫力が強かった」「現代人は神経質すぎる」「「ストレスが多いから」「複雑な社会構造だから」…何かに責任をなすりつけようとすればいくらでも理由がでてきてしまいます。昔の人の体質と現代人の体質は異なります。食習慣、生活習慣が異なるのですから。現代人が健康で生きていくためには現代人に合った食習慣や生活習慣が必要です。
たとえば、こんなケースがあります。風邪をひいたらその後、味覚障害が起きて、味を感じなくなってしまったという人がいます。
結論から言うと、亜鉛を含む 「 牡蠣 カキ / かき 」料理をたくさん食べることで改善したのですが、こんなことがずっと続けば不安になるでしょうし、また「現代人は病んでいる」なんていう情報を耳にしたり目にすれば「やっぱり現代人は不健康」と結びつけてしまうでしょうかもしれません。また、ストレス社会ですから何でもストレスで片付けてしまう傾向もあります。
この方は、サプリをいまいち信用していなかったので牡蠣料理で改善できましたが、サプリでも同様の結果になったはずです。不足している亜鉛を補えば解消されます。
微量栄養素であるミネラルは炭水化物、糖質、たんぱく質、ビタミンと並ぶ 5 大栄養素のひとつです。日本人は、3大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質は十分に摂取できていますが、ミネラルやビタミンは不足しがちです。
これは、現代人特有の栄養失調という表現が適切かもしれません。最近は、現代型栄養失調とも呼ばれています。糖質や肉食を摂る機会が増えたことでミネラルやビタミンが過剰に減少してしまうのです。
これは、未精製のデンプン質(玄米や全粒粉)や新鮮な野菜や海藻類を食べる機会が少なく、加工されている添加物の多い食品、スナック菓子、清涼飲料水を多く食べる食習慣が原因とされています。
ミネラルそのものにカロリーはありませんが、たんぱく質やビタミンとともに体の組織を作ったり、生理作用を調整する重要な役割を果たしています。
人体は主に酸素、炭素、水素、窒素で構成され、全体のおよそ 96 % を占め、残りの 4 % がミネラルです。
ミネラル と聞いてまずイメージするのは、カルシウムや鉄です。亜鉛 と聞いてもピン!と来ない人もいるかもしれません。亜鉛は体重が 60 kg の成人の場合で 2 g ほどです。この 2 g が生命活動そのものに深く関係しているのです。ほとんどの亜鉛は、体の中で酸素と結合しており、酸素、体内で化学反応をスムーズにする働きを担っています。
亜鉛 が不足した際にあらわれる代表的な症状
皮膚炎
- 荒れ肌
- にきび
- 口、肛門、まぶたの湿疹
- つめや毛の発育不全
- ふけ、脱毛
- 陽性肢端皮膚炎
免疫機能低下
- 胸腺萎縮
- T細胞減少
- 風邪などの感染症にかかりやすくなる
傷の治りが遅い
- 外傷
- 床ずれ
- 潰瘍
性機能不全
- 性の成熟の遅れ
- インポテンツ
- 不妊
- 早産
精神障害
- 疲れやすい
- 不眠
- ゆううつ
- 記憶力低下
ビタミンA 機能の低下
- 夜盲症
- 涙腺の衰え
- 催奇性
ホルモン生成低下
- 男性ホルモン
- 女性ホルモン
- インスリン
味覚 嗅覚 が衰える
- 味覚の衰え
- 味覚の異常
胎児・小児の成長の遅れ
現在の科学では、亜鉛 が不足しているかどうかの判別は難しく困難ですが 亜鉛 不足が気になる人は亜鉛を多く含む食品やサプリで摂るべきです。
亜鉛は、細胞分裂を促したり、DNAを修復するなど非常に重要な働きを担っています。亜鉛が不足することで老化がすすんだり、ガンになったりするのです。
ストレスが過剰にかかっている場合、亜鉛が不足がちになる
何を食べても味を感じることが出来ずに、口の中に何もないのに苦みを渋みを感じる人は毎年、14 万人以上になると言われています。
その原因の多くが 亜鉛 不足です。亜鉛不足の理由はいくつかありますが、やはり食事からの 亜鉛 不足です。
麺類、パン類などの主食は比較的たくさん食べる傾向にありますが、亜鉛を含む動物性たんぱく質をほとんど食べない食生活(特にダイエット中の若い女性)が 亜鉛不足を招き、加工食品に多く含まれる食品添加物(かんすい、膨張剤、ポリリン酸ナトリウム)などが体内に取り込んだミネラルの吸収を抑制してしまうのです。
キレる子供が増加しているのも
昨今、青少年の非行や犯罪が増加し、社会問題となっていますが、子供キレる原因の大きな要因は「カルシウム不足」と言われています。実際、カルシウムが不足すると、神経や脳の正常な機能が維持できなくなり、精神的に落ち着きがなくなる、苛立つ、さらに被害妄想に陥るこもあるのです。
イライラを防止するには、カルシウム補給と同時にカルシウムを体内の必要な場所に運搬する、カルシウム結合たんぱく質合成に必要な亜鉛も十分に摂取する必要があるのです。
亜鉛 の過剰摂取
亜鉛の不足ばかりの情報が目につきますが、摂りすぎに悪影響はないのでしょうか?
亜鉛は、ミネラルのうちで最も毒性が低く、1 日50 mg の亜鉛をとり続けると胴の吸収を妨げ、胴欠乏性の貧血を招く可能性があります。
1 日 50 mg の亜鉛というのは、牡蠣でいうと 6 個分です。牡蠣を毎日 6 個食べ続けるというのはかなりの量です。現実的にはあり得ないので心配ないでしょう。
効率よく摂取するには
亜鉛 は、しっかり過不足なく摂るにはどうしたらいいでしょうか?
やはり普段の食事の中で多く含む食品を意識して摂ることです。
具体的には、牡蠣のような貝類、魚、肉がおすすめですが、ナッツ もおすすめです。植物性のものよりは動物性のもののほうが吸収がいいので効率がいいのは、動物性です。
白米のご飯 1 杯 150 g で亜鉛が 0.9 mg 食パン 1 枚90 gで0 .7 mg うどん 1 玉 250 g に 0.1 mg とご飯党の人のほうが亜鉛をしっかり摂ることが出来ます。また、ご飯も白米よりも胚芽米、分つき米、玄米のほうが亜鉛が多く含まれます。