重力 ストレス 重力ストレスから身体を解放してあげるメリット

重力 ストレス 重力ストレスから身体を解放してあげるメリットについて紹介します。重力がなければ、地球上に存在するあらゆる物質は宇宙に放り出されてしまうのです。日ごろ意識せずに生活している方がほとんどでしょうが、重力を抜きにしては人間の健康と病気、若さと老いについて語ることはできません

重力 ストレス すべての病気は重力が係わっている

重力 ストレス
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あなたは日ごろ「重力」ということを意識したことがありますか?そもそもこの重力というものの正体は、地球上に存在するあらゆる物質が地球から受ける万有引力と、地球の自転による遠心力とを合わせた力のことをいいます。

何やらこのように説明すると難しくなってしまいますが、分かりやすく説明するならば「地球の重さに引っ張られる力」と考えて頂いていいでしょう。

重力がなければ、地球上に存在するあらゆる物質は宇宙に放り出されてしまうのです。日ごろ意識せずに生活している方がほとんどでしょうが、重力を抜きにしては人間の健康と病気、若さと老いについて語ることはできません。重力があるため人間は、骨と筋肉が身体を支えるためにも、心臓の上部にある脳へ大量の血液をめぐらせるためにも、非常に大きなエネルギーを必要とします。

ところが人間の細胞というのは働くことと、更新(新しい細胞に生まれ変わる)することの2つを同時にすることができません。このため細胞自身が更新を始めるのは、エネルギーから解放されたときだけなのです。いわゆるエネルギーから解放されるときというのは、心身がリラックスしている状態をさします。細胞の更新、つまり古い細胞と新しい細胞の交換が順調に行なわれないと人間は健康を害することになるのです。老化の進行やすべての病気は、この重力が作用していると考えて間違いなく、いかに重力と上手に付き合っていくかを考えなくては若々しく病気と無縁な生活を送ることはできない。

これが私の一貫した主張です。我々は現在、当たり前のように2本足で立ち、歩行していますが、実はこれも多大な重力に逆らいながら生きているようなものなのです。

そもそも人類の歴史をさかのぼれば、上陸の始めは、地にへばりつくような生物としてこの地上に存在していたわけです。ところが人間は、重力に打ち勝ったことによって「2本足で歩く」という機能を手に入れました。立ち上がることによって日々の活動が容易になり、自由な生き方ができるようになったのです。

海辺を走ることもできるし、山に登るともできます。さらには手を使って大脳も発達し、今の文明社会を築きあげる身体機能と知恵を得てきたわけです。

ところが、一見重力に打ち勝ったかに見える人間の最大のウィークポイントが、なんと「重力に弱い」ということなのです。実に不思議なことと思われるでしょうが、少し考えてみてください。

新幹線などに乗って席が取れなかったとしましょう。2時間程度、ずっと立ちっばなしでいたらかなり疲れるはずです。たいへんな苦痛に違いないし、リラックスなどできはしません。

ところが座っていればそうではないし、まして横になって寝ていれば2 時間など「あっ」という間です。つまり人間は、「立つ」ということによって、それまで以上に重力を感じる生き物へと変化してきたというわけです。

当然のことながら、重力の少ない世界の方が生き物はずっと楽に生活できます。すたとえば水の中。人類の先の先の祖先も、かつて水中に棲んでいたときの方が、浮力で自らの体重を軽減するため、ずっと楽な生き方ができたのです。

だからこそ、水中の生き物の中には人類よりもはるかに長生きの古代魚といわれるような生物が存在するのです。彼らは重力というエネルギーから限りなく解放され、とても強い生命力を維持しています。

私たち人間が病気になる理由は、すべてこの重力対応を疎かにしたことによる76ものです。長時間労働であったり、夜更かしであったり、また立ち仕事であったりとその理由はさまざまです。

また背の高い人が病気になりやすいというのも、背の低い人よりも重力に逆らう比率が高いことによるものです。では、どのように病気を防げばいいかというと、これはもう単純なことで、長時間労働をやめ、充分な睡眠をとって重力から解放されることにほかなりません。

疲れたら休む、眠たくなったら寝る。できるだけストレスを感じないよう、ときには楽をしながら生活することが肝心です。そうした当たり前の生活を習慣づけられれば病気にはなりません。

「なんだ、そんなことか」と思う方もいるでしょう。しかし、そうした当たり前の生活をきちんと送れている人が、はたしてどれだけいるかは疑問です。むしろ当たり前の生活を送れていない人が多いからこそ、現代社会には病気が蔓延しているのではないでしょうか。

高血圧症、糖尿病、狭心症、不整脈、心筋梗塞、脳卒中、くも股下出血など、すべては重力対応を疎かにしたことにより、正しく免疫力が作用しなかったことによる病気なのです。

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現代人のための心の休憩

身体 サイン 疲れ 自分の体の声にもっと耳をすます

身体 サイン 疲れ 自分の体の声にもっと耳をすますようにします。人間本来が持っている自然の感覚に身をゆだねることが大事なのです。あらゆるものが便利になって、快適な生活を送れるようになった現代生活の中で、生きるために本来備わっている野性の勘を取り戻すことが必要だと私は思っています。
疲れ がとれない理由

身体 サイン 疲れ
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健康診断を受けないとしても、自分の身体を自分で診断することは大切です。そんな自己診断でもっとも気づきやすいのが顔色でしょう。

朝起きて、鏡を見て「あれ、顔色が悪いな…」と思ったとしたら、何らかの原因があるはずです。前日、長時間働いたとか、夜更かしをしてしまったとか、身体にプレッシャーをかけるようなことをしていれば、すぐに顔色に変化が現れるはずです。

それと同時に、なんとなく身体が重いという実感もあるはずです。よく、「むくむ」といいますが、むくみというのは、まぶたが腫れる、顔が腫れるという状態で、普通の場合、むくみは朝と夕方の2回起こります。特に、寝ている状態というのは、血流の循環が抑制されているため、血液がうっ血した状態となるわけです。

ところが、朝日覚めてしばらくすると、血流が刺激されて静脈にある弁が使われて、どんどん心臓に戻っていくわけです。こうして、時間がたつにつれて朝のむくみは消えていきます。

こうしたことが1日だけならまだしも、長らく続くようなら危険信号です。「朝はいつもなの」と言う女性がよくいますが、たしかに身体を動かしていればやがてむくみは消えていきます。

しかし、むくみが毎日のように起きるというのは、過度のストレスによって血流循環の障害が日々積み重なつているということです。人間は多少の無理ははね返して生きていけるわけですが、やはり程度が強くなると、お昼ごろになつても「まだ身体がだるい」とか、午後になって、まだ何時聞かは仕事をしなくてはならないのに「今日はもう疲れちゃつた」という感覚が出てくるのです。

健康を保つには「負の感性」が大切

自己診断とは、そんな身体の声に耳を傾けることにほかなりません。毎日元気ではつらつとしていて、よく笑い、積極的に行動することはとてもいいことに違いありませんが、自分の身体を振り返ることなく、あるいは過信して突き進んでいくのも問題があります。

そのために働きすぎたり、遊びすぎたり、夜更かししたりで心身を痛めつけてしまうからです。健康的な身体と心を維持するためには、ときには立ち止まって落ち込んでみたり、自信喪失になつてみたりという「負の感性」を持っていることが大事です。

頑張りすぎたり、自分の持っている能力以上のことに挑んだりしようとしている自分の姿に気づく感性がないと、身体を休めようとか、少しくらいは楽をしようという発想が生まれてきません。まぎそうした感性に欠けている人は、モーレツに働く勢いに紛れて、自分の身体が上げている悲鳴や訴えに耳を貸そうとしません。

万人に効く健康法」はない

また、「運動はどのようにやればいいか、くわしく教えてください」、「食事は何を食べればいいか、1つひとつ教えてください」と、つねにマニュアルを求める人がいますが、本来、人間にはそれぞれの個性があるのですから、万人にフィットしたマニュアルなど作れるはずがないのです。むしろ、そういうことは人に教えてもらうのではなく、その人の内なる声、身体がささやく正直な声を聴きながら「これが自分にピッタリ合っている」と感じることが何より大事でしょう。

では、そんな感性を磨くためには何をしたらいいのか…それは、あまり多くの話に耳を傾けすぎないことです。知識というのは、あくまでも知識の範囲でしか役に立ちません。

たくさんの知識を取り入れすぎると、それだけでお腹がいっぱいになてしまって、分かった気になってしまうものです。

それよりも身体の言葉に敏感になり、その時々で対応のしかたを変えながら、実践していくことが肝心です。古代の昔より人間の機能は、眠くなれば睡眠をとり、お腹が減れば食事をとり、疲れれば休養をとるようにできているのです。

そうした人間本来が持っている自然の感覚に身をゆだねることが大事なのです。あらゆるものが便利になって、快適な生活を送れるようになった現代生活の中で、生きるために本来備わっている野性の勘を取り戻すことが必要だと私は思っています。

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病気の原因 生活 の中にある場合が多い

実は、 病気の原因 生活 の中にある場合が多いことをご存じでしょうか。仕事の量が多すぎる、昇進できないかもしれない、果たすべき責任が重すぎる、睡眠不足が続いている、家計が逼迫している、子供が言うことを聞かない、家庭内での対話がない…こうした劣悪な環境は、すべてストレスの原因となります。

病気の原因 生活 の中に潜んでいる とくに「仕事の悩み」に要注意

仕事の量が多すぎる、昇進できないかもしれない、果たすべき責任が重すぎる、睡眠不足が続いている、家計が逼迫している、子供が言うことを聞かない、家庭内での対話がない…こうした劣悪な環境は、すべてストレスの原因となります。

そしてそのストレスが積み重なり、人間はさまざまな病気を導くのです。ストレスの影響は人によって異なりますが、特に仕事上でのストレスは心理的な問題を引き起こす場合が多く、結果として仕事を休むようになったりして公私の健全なバランスを保つことができなくなります。
これが原因となつて、過度の喫煙や飲酒、薬物の乱用といった不健全きわまりない生活に傾き、それとともに免疫機能はどんどん低下していき、その結果、ウィルスに対する抵抗力を弱めることになるのです。

こうした末に、中高年の男性の多くが心臓病、消化不良、高血圧、頭痛、腰痛カなど深刻な身体障害を抱えているというのが実情です。

さらにガンについても、過酷な環境因子が導くストレスが大きな原因になっていると私は考えています。〝「職場」という環境因子によって導かれるストレスだけでなく、たとえば紫外線の浴びすぎによる発癌、強いアルコールを飲むことによる食道ガンなどもみな環境因子が過酷に身体を痛め続けた結果、巻き起こす「負の形″」ということができるでしょう。

これらの共通点は交感神経緊張症です。これは、過酷なものに出会うと代謝をこ克進したり、血圧を上げたり、脈を増やしたり、血糖値を上げたりして、身体の機能を全開にさせるため身体機能が疲弊することによる症状で、結果としてこれが病気の芽となるのです。

そしてもう1つ。病気を誘発する原因として、重力対応の失敗が挙げられます。あとでくわしくふれますが、人間は重力に打ち勝つことで2本足歩行を可能としたわけです。ところが、長時間労働や夜更かしなど、重力対応をおろそかにしたとき、人間は病気になるのです。

重力というのは環境因子をダイレクトに受けます。環境因子と重力の関係、これを分かりやすく説明すると、プールに入って30分も泳いでいれば、プールから上がるときに容易ではない、あの感覚です。

本来人間にはあれぐらいの重力がかかっているものなのです。だからこそ、長時間労働をやめ、充分な睡眠をとるなどして、重力という環境因子から解放されなくては、人間は病気に打ち勝つことができないのです。

いま世の中には、実にさまざまな健康法があります。短時間睡眠しかり、半身浴しかり、それぞれは確かにプラスの効果はあると思いますが、それが健康の本質を突いているとは思えません。重力から解放された人間が、その重力で破綻するという考え方にたどり着かないと本質的な解決策は見つからないと私は思います。

波動が引き起こす病気とは

さて、病気を引き起こすものの中にもう1つ、波動があります。たとえば大騒音の工事現場に長いこといれば,確実に耳は壊れますし、中にはノイローゼになる人もいます。やはり音もたかすぎると危険なわけです。

さらには音よりももっと波長の長いもの、たとえばエアコンのコンプレッサーなどもかなり危険です。外付けのコンプレッサーに面した隣の住居など、そこから低周波が出ているため、居間が近い場合などは病気になる人も結構います。

これらもすべて環境なのです、過酷な環境因子によって病気が引き起こされるということなのです。こうした私たちの日常生活の中だけでなく、環境因子というのは実にさまざまなところで人間に対するストレスを生み出しています。

アマゾンの原住民と長い間生活を共にした女性がいます。その方にいわせると、アマゾンで生活している限り、人間社会におけるストレスというのはゼロだというのです。仕事のしすぎとか、人間関係や夜更かしとか、そういう文明社会ならではの現象で悩むことはまったくないのだと。

ところがアマゾンには、別のストレスがあるといいます。それは虫刺され、毒ヘビ、毒グモ、さらにはヒョウなどの野獣、そうしたことでの危険が渦巻いており「命を落としはしないか」と、いつもビクビクしているのだといいます。これを聞いて私は「なるほどなあ」と妙に納得してしまったものです。アマゾンンに暮らす人々にとっては、毒ヘビや毒グモなど、直接的に命を脅かすものが環境因子になっている。

ところが私たち文明人は、そうした危険をすべて追い払った結果、働いてお金を得て食べるものを手に入れなくてはならなくなった。そのむしばために長時間労働や夜更かしなどをして、間接的に身体を蝕んでいるのだなと。ストレスは現代病などといわれますが、それははたしてどうでしょうか。場所や環境が変われば変わったなりに環境因子はあるものなのです。

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