長年の便秘をココアで改善
ある雑誌で「ココアには食物繊維が入っている」という記事を読んでから、すぐホットココアを飲むようにしました。食物繊維になぜそこまで敏感になるのかといいますと、実は、私は高校生の頃から便秘症で、薬を服用するということもしばしばあったんです。
スナック菓子を食べて、白いお米を食べないというような食生活をしていると、すぐに便秘になってしまいます。10年間、エアロビクスの指導を行っている関係で栄養学も必要に応じて勉強し、日頃から白いお米や鳥肉、ゆで卵、さつまいも、温野菜などを食べ、食物繊維を多くとるように心掛けてはいたのです。
ココアに食物繊維が入っていると知ってからは、便秘症を治すという意味もあって、ココアにお湯、もしくは無脂肪牛乳を入れて温かいココアを飲むようにしています。飲み始めてから、便通もよくなり、体の調子がよくなりました。また、日頃から、仕事や自分のトレトニングのために体を動かすことが多いので、痩せる職業と思われがちです。でも、仕事が終わるのが夜の10時から10時半頃、その後お腹がすいてご飯を食べていると、痩せるどころか気をつけないと太るし、胃がもたれるんです。ココアを飲むようになってからは、夜の7時前にご飯を食食べ終え、お腹がすいて眠れないときはノンシュガーのココアを飲むようになりました。そうすると朝までもってくれるんです。
ココアで脂肪を燃焼
エアロビクスをやったことのある人はわかると思いますが、エアロビクスは結構ハードなスポーツで、代謝のいい人は10分も体を動かすと汗がだらだらと流れてきます。しかし、これは私の体質でもあるんですが、体温が低く、運動をしてもあまり汗をかかない、代謝の悪い体質なのです。代謝というのは、体に溜まった老廃物を汗や便として体の外に出したり、脂肪を燃焼するという働きです。
人間の体で代謝の働きが活発になるのは、体が温まった時です。
私は、トレーニングの前に温かいものを飲み、軽い運動を長く続ける有酸素運動を行います。脂肪はだいたい運動をし始めて20分してから燃焼します。激しい運動を10分しても脂肪はなくなりませんが、軽い運動を20分以上行うと脂肪は確実に燃焼していきます。その後、トレーニングの後にも脂肪が燃焼するのを持続させるために温かいものを飲むようにしています。
トレーニングは必ずしも器具を使ってする必要はなく、散歩を息が荒くなる程度に行うのでもいいのです。
顔や足がむくみやすかったり、便秘症の人は氷を入れた冷たい飲み物を飲んでいることが多いはずです。でもなるべくなら、温かいココアを飲むように心がけ、夏でも氷を入れず、常温に近い状態で飲む方が体にはいいはずです。