緑茶を実際に飲んで 私にっとて緑茶は晩酌に欠かせない

緑茶とお酒の組み合わせ

毎日の晩酌で、おいしい酒の肴と共に欠かせないのが緑茶です。緑茶の効能にはすばらしいものがあります。一合程度の日本酒と一緒に緑茶を飲む。これが、10年前からの習慣になっているんです。
もともと胃が弱く、胃潰瘍を患っていたこともあって、以前からできるだけ空腹の状態ではお酒を飲まないよう、気を使っていました。

お酒と一緒に緑茶を飲みはじめたのは、胃の中でお酒が薄まるんじゃないか?」という単純な発想から。でも、これが想像以上に効果がありました。緑茶を一緒に飲むようになってからは、お酒を飲んだ後も胃の調子はいいし、多少飲み過ぎた場合でも、胃がもたれたり、痛んだりすることはありません。
具体的な成分はわかりませんが、緑茶が胃を守つてくれるんじゃないでしょうか?それから、お酒を飲むとやたらと喉が乾きますが、緑茶がその乾きを癒してくれるのもうれしいところ。
緑茶を飲むと、なぜかお酒がおいしく感じられます。さらに、お酒を飲んだあとで口に含む緑茶も、また格別においしい。「お酒もお茶もおいしく飲める」。これは、自分でも思いがけない相乗効果です。これまで、あまり人に勧めたことはありませんでしたが、とにかくおすすめです。
以前から緑茶は大好きで、1日に10杯以上は飲んでいると思います。晩酌の際はもちろん、食後や仕事の合間にも、大きめの湯のみ茶碗で何杯も飲んでいます。私も家内もお茶の味には結構こだわっているんですよ。
静岡の生産者から直接茶葉を購入するようになって、もう20年は経つでしょうか。スーパーなどでは買ったことがありません。
やはり、おいしさが違いますから。個人的には渋めで濃い煎茶が好きですね。一昨年、ようやく禁煙に成功したんですが、煙草を止めはじめた頃は緑茶を頻繁に飲んでいました。煙草が吸いたくてイライラしたときに緑茶を飲むと、気持ちが不思議と落ち着くんです。煙草を止められたのも緑茶のおかげかもしれません。

抹茶入りのヨーグルトを食後のデザートに

数年前から、家内が茶菓と一緒に抹茶を購入するようになりました。ビタミンCが豊富に含まれているので、健康にいいと聞いたらしいんです。この抹茶をヨーグルトにひと匙入れ、さらにはちみつを加えたものを食後のデザートとして毎日食べています。
ほのかな抹茶の香りと何ともいえない風味の良さ。一度食べるとクセになりそうなおいしさですよ。今ではこれを食べないと、食事が終わった気がしないくらい。
見た目の色もきれいだし、とても食べやすいので、子供から大人まで幅広く喜ばれるデザートだと思います。最近は、緑茶のさまざまな効能が科学的にも証明されているようですが、これはとてもうれしいことですね。これからも健康のために、緑茶を飲み続けていきたいと思っています。

緑茶を実際に飲んで 緑茶の効能に魅了

老化化防止に飲んでいたビタミンEのかわりに

緑茶は好きですし、がんとか動脈硬化などの成人病予防にいいとか、老化防止にいいとか、たばこの害を減少すると聞いてから特に気をつけて飲むようになりました。
効能といえば、以前ビタミンE剤を飲んでいたんですが、緑茶にはビタミンE がたくさん含まれているというので、いまではビタミンE剤は飲むのをやめて緑茶だけにしています。
緑茶だけでなく抹茶もよくいただきます。煎茶は一度さましたお湯で入れます。
お茶の葉も、頻繁に取り替えたほうが効果が高いような気がするので、1~2回入れたら替えています。

抹茶は気軽に食後やお茶の時間などに、お菓子といっしょにいただいています。抹茶は茶器に入れてお湯を入れ、茶せんでたてるだけの気軽さです。お茶をやってらっしやる方には叱られそうですが、何も堅苦しいことはないんです。になり抹茶だと、緑茶の有効成分をまるごといただけますし、気分をリラックスさせる時にとても効果があるように思います。「疲れたなあ」という時に、鮮やかな緑色と甘みと渋み、そしていい香りが、体にとっても優しい気がします。記憶力や集中力、やる気も高めるらしいですね。
うちでは、主人も好んでよく抹茶をいただいています。お客様がみえた時にも、半月盆に抹茶とお菓子を添えてお出しするんです。これは、皆さんにとても評判がいいんですよ。

口臭予防にも役立つ

緑茶は飲む以外にも、料理に使ったりします。先日、嫁は葉を刻んでクッキーの生地に混ぜて焼いたりと、お菓子作りに使っていました。ヘルシークッキングということで、人に聞いたのだそうです。
紅茶とはまた違ったいい香りがして、おいしいですよ。それから私は外出する時、家を出る前に必ずお茶をいただくようにしています。

緑茶には口臭を消す働きがあるというので、人と会う時には失礼のないようにと思って、そうしているんです。また、寒くなってくると、うがいにもお茶を使います。緑茶はインフルエンザの感染予防にもいいんですよ。かぜをひきにくくなります。

そのほかにも、魚焼きの網にお茶がらを使います。お茶の脱臭効果で、魚の臭みがきれいに取れるからです。緑茶は無糖で、ビタミンたっぷりですから、ダイエットにもいいですよ。若い女性にもっと緑茶をおすすめしたいですね。緑茶にはいろいろな魅力がいっぱいですよ。

緑茶のコレステロール調整作用

コレステロールの上昇を抑制して動脈硬化を防ぐ

コレステロールは、細胞膜の重要な成分でホルモンや消化液を生成するのにも必要な成分です。
コレステロールはまた細胞と細胞の接着剤の役割を果しており、不足すると血管がもろくなるなどの弊害も起きてきます。コレステロールは水に溶けないため水と相性のいいリン脂質やタンパク質に包み込まれた微粒子となって血液に運ばれます。
厳密には5種類あり、なかでもコレステロールを血管壁や抹消の組織に運ぶ役割を果している「LDL」とよばれるコレステロールが多くなると血管壁に沈着して動脈硬化の原因となります。
一方、肝臓で合成される「HDL」と呼ばれるコレステロールは、動脈株や抹消組織の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割を果しており、これは一般に善玉コレステロールと呼ばれています。
カテキンは、偏った食事によって過剰になったコレステロールの吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑制すると考えられています。また実験では、1日に緑茶4杯に相当するカテキンを3ヶ月間摂取した結果、善玉コレステロールが上昇したことも確認されています。血液中のコレステロールのバランスを整える役割を果しているのがカテキンです。
コレステロールについてもっと詳細な情報はこちら

抗酸化作用は老化も抑制する

酸素は生きていくうえに欠かすことのできないものですが、体内にとり込まれるた酸素のごく一部は、細胞膜の構造を破壊したり、遺伝子に傷をつけたりする活性簡素となり、がんの原因となります。しかし体内では活性酸素を除去する酵素も備わっており、この酵素の活動が活発な動物ほど長寿なのです。また脂質が酸化すると過酸化脂質となり、動脈硬化、糖尿痛、心疾患を引き起こすとみなされています。こうしたことから、体内での活性酸素や脂質の酸化を抑えることが、老化防止につながると考えられており、緑茶に含まれるビタミンC、E、カロチン、カテキンの抗酸化作用に期待が集まっています。また食品の酸化を防ぐための天然の酸化防止剤としても、緑茶が活用されています。

緑茶が苦手、透析をしていてカリウム(緑茶は高カリウム)が心配だという人は野草酵素などで酵素を補ってあげればいいでしょう。