緑茶を実際に飲んで 緑茶は心身の疲れがとれる

仕事のともとしても

緑茶をひんばんに飲むようになったのは、今の会社に転職した半年前からです。私の職場にはお茶の菓を粉状にした「溶ける緑茶」というものが置いてあって粉末をお湯に溶かして飲むんですね。その緑茶は無農薬有機栽培・無添加で、すべての成分が体内に吸収されると書いてあって。

自然食品や健康食品に興味もあって、緑茶も好きだったので、わりと好んで口にするようになりました。味は私が大好きな抹茶に似ていて、普通の煎茶以上においしい。飲み口もソフトで、すぐに気に入りました。入社して数日後には、自分用に大きなマグカップを用意して、いつもかたわらに緑茶を入れて置いています。そうですね、仕事中に毎日3、4杯はうんと濃くしたものを飲んでいますよ。不思議だったのは、紅茶やコーヒーなら1~2杯で十分という感じなのに、この緑茶はスイスイ体に入ってしまうこと。普通ならそんなに飲むとお腹がカブガブになりそうなのに、少しずつ飲むせいか、全然苦しくならないんです。
会社に中国の方がいるんですが、その方いわく、お茶は10~15分に一口、二口飲むのが体への水分補給にいい飲み方なんだとか。

ちようど私もそんなふうに飲んでいますが、オフィスでの乾燥防止にもなるし、確かに体にいいみたいですね。実際、そうやって緑茶を飲みはじめてから、体調がとてもよくて。私はいつも寝不足気味な生活で、体質的にも疲れやすく、風邪をひきやすいタチなんです。20代の頃より体力も落ちていますしね。でも朝、会社に来て緑茶を飲むと、体も気持ちもスッキリ。それまで毎朝感じていた、だるさがなくなり、仕事もはかどるようになりました。昔から緑茶がいいというのは知っていましたが、これほど効果を実感したのは初めてのことです。また飲みすぎ、食べ過ぎをしてしまった翌日の朝なども、緑茶を飲んで、胃や口の中をさっぱりさせています。そういえば、緑茶には消臭効果もあるんですよね。

料理やお菓子にも活用できる

緑茶党になってからは、料理にも緑茶を使うようにしています。最近作ったのは、緑茶パンケーキ。熟した牛乳に、細かく刻んだ煎茶を入れて、色がよく出たら葉っぱごと牛乳を他の材料と混ぜて焼くんです。自分で言うのもなんですが、飽きのこない味でおいしいですよ。その牛乳だけ飲んでもおいしい。意外に思うかもしれませんが、抹茶と味が似ていると思えば、抵抗感は少ないのではないでしょうか。抹茶のお菓子はまろやかさとコクがありますが、煎茶を使うと香ばしくさわやかさで、軽いんです。緑茶は手軽でおいしくて、健康にいい。それに効果もわりと早い。粉末の緑茶はもちろん、普通の煎茶も料理に生かして、なるべく葉っぱも捨てずに使いたいなと思っています。せっかくの栄養分を捨てるのは、もったいないですから。

緑茶を実際に飲んで 86歳で歯が丈夫なのは緑茶のおかげ

お茶は、生まれたときからずっと飲んでいるといってもいいほど、小さい頃から飲んでいますね。だから、この頃盛んにいわれている緑茶の効能というのは、特別意識したことはありません。

でも、これまで病気知らずだし、静岡県主催、静岡県歯科医師会共催の『いい歯のお年寄り8020 コンクール』で、3年連続で最優秀瀞署受賞したのも、長年飲んでいるお茶のせいかもしれませんね。『いい歯のお年寄り8020 コンクール』というのは、静岡県に住んでいて、年齢が80歳以上で自分の歯が20本以上ある健康なお年寄りを表彰するというものです。今年で第4回目になります。このコンクールを通して歯科保健に関する県民の関心を高めて、県民の健康を推進しようという目的で行われるものです。県内各市町村の一次審査で選ばれたお年寄りは、県の二次審査に進みます。そして県での二次審査で優秀者10名が選ばれ、その中の一名が最優秀となります。
私は84歳で自分の歯は26本ありますが、歯の状況と年齢で審査されて最優秀になったんです。「緑茶は虫歯になりにくくしたり、歯を丈夫にする効果がある」ということです。
お茶の葉も濃い目に入れて、葉はこまめに替えて飲みます。色と香り、味わいのあるお茶が好きですから。

いまは現役ではありませんが、うちはお茶を作って売っているので、ふだんは店の手伝いをしたり、ときどき畑の草取りをしたりしています。店では、贈答用ののしがみの筆文字を書いたりしてるんです。歯と同じように、目も老眼以外は悪いところがなくて、眼科にも行ったことがないんですよ。新聞は毎日読むし、雑誌も欠かさずに読んでいます。それから、私は特別に何か運動をしているわけではありませんが、趣味として、菊の花を作っています。丹精込めて育てるのは、お茶の木といっしょです。

緑茶を実際に飲んで 私にっとて緑茶は晩酌に欠かせない

緑茶とお酒の組み合わせ

毎日の晩酌で、おいしい酒の肴と共に欠かせないのが緑茶です。緑茶の効能にはすばらしいものがあります。一合程度の日本酒と一緒に緑茶を飲む。これが、10年前からの習慣になっているんです。
もともと胃が弱く、胃潰瘍を患っていたこともあって、以前からできるだけ空腹の状態ではお酒を飲まないよう、気を使っていました。

お酒と一緒に緑茶を飲みはじめたのは、胃の中でお酒が薄まるんじゃないか?」という単純な発想から。でも、これが想像以上に効果がありました。緑茶を一緒に飲むようになってからは、お酒を飲んだ後も胃の調子はいいし、多少飲み過ぎた場合でも、胃がもたれたり、痛んだりすることはありません。
具体的な成分はわかりませんが、緑茶が胃を守つてくれるんじゃないでしょうか?それから、お酒を飲むとやたらと喉が乾きますが、緑茶がその乾きを癒してくれるのもうれしいところ。
緑茶を飲むと、なぜかお酒がおいしく感じられます。さらに、お酒を飲んだあとで口に含む緑茶も、また格別においしい。「お酒もお茶もおいしく飲める」。これは、自分でも思いがけない相乗効果です。これまで、あまり人に勧めたことはありませんでしたが、とにかくおすすめです。
以前から緑茶は大好きで、1日に10杯以上は飲んでいると思います。晩酌の際はもちろん、食後や仕事の合間にも、大きめの湯のみ茶碗で何杯も飲んでいます。私も家内もお茶の味には結構こだわっているんですよ。
静岡の生産者から直接茶葉を購入するようになって、もう20年は経つでしょうか。スーパーなどでは買ったことがありません。
やはり、おいしさが違いますから。個人的には渋めで濃い煎茶が好きですね。一昨年、ようやく禁煙に成功したんですが、煙草を止めはじめた頃は緑茶を頻繁に飲んでいました。煙草が吸いたくてイライラしたときに緑茶を飲むと、気持ちが不思議と落ち着くんです。煙草を止められたのも緑茶のおかげかもしれません。

抹茶入りのヨーグルトを食後のデザートに

数年前から、家内が茶菓と一緒に抹茶を購入するようになりました。ビタミンCが豊富に含まれているので、健康にいいと聞いたらしいんです。この抹茶をヨーグルトにひと匙入れ、さらにはちみつを加えたものを食後のデザートとして毎日食べています。
ほのかな抹茶の香りと何ともいえない風味の良さ。一度食べるとクセになりそうなおいしさですよ。今ではこれを食べないと、食事が終わった気がしないくらい。
見た目の色もきれいだし、とても食べやすいので、子供から大人まで幅広く喜ばれるデザートだと思います。最近は、緑茶のさまざまな効能が科学的にも証明されているようですが、これはとてもうれしいことですね。これからも健康のために、緑茶を飲み続けていきたいと思っています。