ココアを毎日飲んでいたら高い血圧が下がり数ヶ月で正常値に

私は、歯のみがき過ぎで歯医者に通ったことぐらいしかないほど健康で、自分の体を過信していました。自分2人の娘がそれぞれ自立して、さあこれからは夫婦2人でなかよく第2の人生のスタートという3年前のこと。区の定期健康診断の血圧測定で、最大血圧が180mmhgもあるのです。当時の私はいたって元気で、血圧が高いなどという自覚症状もまったくありませんでした。

健康の有り難みを知り高血圧克服を決意

どこに行くにもミニバイクを運転して出かけるので、ちょつと運動不足だわとは思っていました。それでも、これまで大病にもかからずにすんだ自分の健康を大切に考え、高血圧を克服する決心をしました。

早速、大学病院に通い、処方された血圧降下剤を飲みはじめるとともに、運動不足解消のため、朝夕の散歩を日課にしました。
その頃、娘が友人からプレゼントされたシベリアンハスキーの子犬を抱えて「私のアパートでは飼えないから、お母さんお願い」と、やってきました。それからは、子犬のサリーが散歩のパートナーです。自分が高血圧とわかってからは、何だか遠くに出かけるのが怖くなり、脳出血になったらどうしようと、臆病な暮らしをしていました。高血圧じゃなかったらいろいろなところへ主人と旅行にいけるのに、とイライラしていました。

ココアのおかげでたちまち血圧も正常に

そんなグチを友人にこぼしていたところ、友人からココアを飲むと血圧が安定するという話を聞いたのです。あの子どもが飲む甘いココアがなぜ? と半信半疑でしたが、飲みはじめてみると意外に甘くなくさっぱりしています。
飲むのは朝起きてまず1杯。コーヒーカップで、ゆっくり味わいます。昼間は日本茶を飲むかわりにココアを飲み、寝る前にも飲んで、1 日に3~4杯飲むようにしました。わたしがおいしそうに飲むので、主人も「俺も一緒に飲むよ」と夫婦そろってココア三昧。そんな風に、毎日ココアを飲み続けていると、高かった血圧がみるみる下がってきました。ココアを飲みはじめて1ヶ月後の検診で血圧を計ると、200ミリもあった最大血圧が140ミリに下がり正常になったのです。
血圧降下剤はココアを飲みはじめてからとりあえずやめていましたので、これはココアの威力に他ならないと確信しました。高血圧が怖くて行けなかった念願のフルムーン旅行も北海道、四国、大島とココア持参で行ってきました。今年中には、海外旅行にも挑戦してみようと思います。こんなに元気になれたのは、本当にココアのおかげと感謝しています。

知人はライオンのトマト酢生活が効果絶大だと教えてくれましたが、ココア信者になってしまった私にはとてもココアを手放すことができません。
どんなモノでも自分に合う、合わないがあると思うのでとりあえずココアを前向きに続けていきたいと思っています。

毎朝、60年ココアを飲んで元気に100歳

不老不死の妙薬 試すつもりで、飲み続けて40年

昭和30年代からもう60年近く、毎日、朝食にココアを飲んでいるんですよ。もぅずっと、朝の食事はパンに果物、チーズとココアというメニュー。これを始めたきっかけというのは、戦後、アメリカからチョコレートの起源について書かれた小さな本を輸入してもらいましてね。この本に、カカオの豆は人間の健康のための必需品だということが善かれていたんです。16 世紀のアステカの王様、モンテスマといったかな、この人は、カカオを不老不死の妙薬として、臼でひいて水で溶いた飲み物を飲んでいたというんですよ。

私はこの不老不死ということに、非常に関心を持った。ちょうど当社でココアの粉も試験的に作り始めた時期で、粉は自分の所で手に入るんだから、ひとつ試してみようと思ったんです。きちんとした試験というのではないから、何年間と決めて始めたわけでもない、ただ朝食にココアという簡単李」とだつたから続けられて、結局、今日まできているんですよ。

健康体で健康診断でも異常なし

この6月で満百歳になります。60年間飲み続けたココアのおかげもあってか、今でもとても元気に毎日を過ごしていますよ。60歳くらいの頃からは毎年、人間ドックに入って検査してもらっていたんですよ。15年間くらいは年1回、行っていました。ところがどこも悪い所がをいもんで、担当の先生が「ドックは、3年に1 回くらいでいいですよ」と。ですから、今は月々の簡単な健康診断だけしか受けていません。血が少し薄い、といっても普通の女性並みの数字らしいんだけどね。それ以外、特にどこも悪いところはないんですよ。

カカオとのつきあいは大正時代から

私がそもそも、ココアの原料であるカカオというものとつき合うようになったのは、大正時代のことで、私は20代の半ばでした。それまで菓子の卸問屋をやっていたんだが、卸をやっているよりも自分で菓子を作りたい、と思うようになってね。大正の初めに森永さんが国産チョコレートを出されて、ちょうど少しずつ庶民のロにも入るようになってきた時代で、これから手がけるならチョコレートが先々、一番おもしろいんじゃないか、と考えた。
で、大正10年頃からチョコレート製造の事業を計画していたんです。大正12年の2月に森永さん、今の森永製菓の初代に当たる森永さんにお目にかかる機会があって、いろいろご教示いただいてね。そして大震災のあと、外国から機械を入れたりして、本格的にチョコレートを作るようになったわけです。

テオブロミンの効能は戦時中から浸透していた

当時は、カカオの栄養的に優れた面にっいては、特に知りもしなかったし、あまり関心もありませんでしたよ。それが戦時中に国の厚生省から、「カカオを扱設備を持っているのだから研究に協力してほしい」と言われましてね。カカオに含まれるテオブロミンという成分を抽出する研究でした。
戦争による経済封鎖でテオブロミンが入手できなくなって、国産のものが必要になったというわけです。テオブロミンは今、ココアのブームの中で注目を浴びている成分のひとつで、集中力を高めたり、血圧を安定させたり、という効果が認められています。戦争当時、すでにその薬効がわかっていたんでしょう。航空食といって、パイロットのための携帯用食糧や普通の薬としても使われていたようです。厚生省の技官と一緒に研究しましてね。結局、そのための工場が稼働し始めたのは終戦の翌年でしたが、それから13年間、大東製薬という別会社でテオブロミンを生産しました。

かれこれ70年以上、カカオにかかわってきて、最近のココアブームは、嬉しいことですね。長い間には苦労もあったけれど、努力が実って、おかげさまで当社も今は多忙でね。私も生涯の目的の半ばは達したかな、という心境です。商売でやってきたこととはいえ、やはりチョコレートやココアが好きだったんですよね。カカオの魅力に惹かれ続けてきたという感じですね。

私の飲んでいるココアは、ごく普通の配合のものですよ。ただ、深めの鍋を使って、よく練ったココアを牛乳に俗かして、泡立つまでしっかりと沸かしています。こうしてていねいにいれたココアは、泡が口当たり良くて、おいしいのはもちろんですが、ココアの体にいい成分も、よく溶けて吸収されやすくなるそうですよ。

現代人にココアが必要な理由、ココアに含まれる栄養素

単独の栄養だけ「いい、悪い」は判断できない

ココアに成人病~ガンまで有効な成分が含まれることは最近になったわかったことです。なぜ、ココアが現代の日本人に有効であるか?を考えるにあたっては私たち日本人の生活と食事の歴史を振り返る必要があります。

日本人はもともとご飯、味噌汁、野菜の煮付け、そしえて時々魚を食べ、一方で農作業のような非常に過酷な労働をするという生活を続けてきました。百年と言わず50年ぐらい前までは現代の十倍以上、体を動かし、しかも低栄養の食事をするのが一般的でした。

こういうった環境の中では体力が消耗したときに特定の栄養素をとることで劇的な効果が期待できました。

  • うなぎを食べると精がつく
  • 朝鮮人参が効く
  • にんにくは元気がでる

などはこうした時代の体験であって必ずしも現代にそのまま通用するわけではないのです。

また、体を使って農作業などをしたため多くの塩分を必要としました。よく、塩分摂取と脳卒中の関係を指摘されますが、脳卒中は過剰な労働の結果おきたことで必ずしも「塩分だけが原因」ではないのです。
つまり栄養というのは単独で「善し悪し」が判断できるものではなく環境との関わりの中で考えていかなければならないといことです。

ストレスの多い現代社会でココアは最適のバランス食品

現代社会では肉体労働が減ったかわりに過剰な脳労働が求められるストレス社会となりました。また、加工食品が増えて清潔な食べ物が手軽に手に入るようになった一方で食品添加物も急増しました。

人間の体は長い時間をかけて低栄養、重労働に適応したきたわけですが、わずかの間に環境はまったく変わってしまいました。どういった食事が健康でよい老後を暮らせのか?」を模索しているのが現代なのです。
こうした理由から従来では栄養とみなされていなかった成分も生活の上では欠かせないものになってきています。その代表的なものにカフェインなどの神経に作用する成分やアロマなどの香り成分です。

仕事の前にコーヒーを飲まないと集中できない人や逆に仕事の後のバスタイムにはアロマなどの香りがないとリラックスできない人が増えているのはこういった理由からなのです。

精神を安定させリラックスさせるココア

ココアはかつて低栄養だった時代には即効性のある栄養価の高い食物とされていました。「神々の食べ物」として理解されていたカカオですが、もともとは「神々に捧げる穿刺の食べ物」に由来しています。
アステカ王国の時代に戦士たちの体力増強と疲労回復剤として用いられていたのです。

現代では、速効の疲労効果を期待することはできませんが、別の意味でココアは現代社会にマッチした成分を含んでいるといえるでしょう。古くから食用に利用されて害のある成分も含んでいないことを考えると添加物を含んでいる加工食品に比べてもココアのほうが安心できます。

ココアには、テオブロミンというカフェインと同じアルカロイド類が含まれています。しかし、目覚まし効果の高い化フェンと違ってテオブロミンはむしろ神経を安定させる方向に作用します。また、香りもほんとする神経の休まるにおいで落ち着きます。

バランスのとれたミネラル

ミネラルバランスがとれている点においても現代人には合っているといえます。なかでも鉄分とカリウム。この2つは日本人に不足しているミネラルです。幼児の10%、20~30代の主婦のおよそ30%が貧血だというデータがあります。
鉄分は、小魚や動物の内臓に多く含まれています。昔のように小魚をたくさん食べていた時代には自然と鉄分摂取もできていたいのですが、内臓をとりさってキレイになった魚を食べる現代では鉄分は不足してしまいます。
カリウムには過剰なナトリウムを排泄する作用があり、カリウムとナトリウムをバランスよく摂ることはとても大切なのです。しかし、こちらの摂取量も減っています。当然、野菜にも含まれる栄養素ですが、昔に比べて減少しています。

ガンや胃がんの予防、コレステロールを抑制する

ココアの注目すべき栄養素にリグニンがあります。リグニンは繊維のような役割を果たし、水によく溶け少量で効果を発揮します。リグニンは吸着性がよく細かい突起のすみずみなで洗浄するようにして腸壁に付着している老廃物を取り去ります。

また、ココアには多用なタンニンが含まれていますがそのひとつであるポリフェノールには潰瘍やがんを予防する作用が確認されています。ポリフェノールはワインがとても有名ですが、ココアのポリフェノールはマウスを使った実験ではワインのポリフェノールも効果的という報告もあります。
ワインにはアルコールが含まれ飲み過ぎは肝臓に負担になりますがココアなら心配ありません。

ココアは、現代人が不足しがちな成分を補い、安全性が確立されているのです。

動脈硬化、ガンをはじめとした成人病やアレルギーの予防にもココアが効く

「テオブロマカカオ(神秘の食べ物)」という学名を持つカカオはアステカ文明の時代から不老長寿の薬として王候貴族に愛用されてきた歴史があります。近年は、脂肪が多くカロリーの高い嗜好品とされてきたチョコレートやココアですが、実は体にとってすばらしい効能、効果があることがわかってきました。

1995年9月に行われたチョコレート・ココアシンポジウムではカカオに含まれる成分が、ガンや動脈硬化、アレルギー、虫歯の予防に効果があると報告されています。

コレステロールを下げカロリーの低いカカオバター

カカオに含まれるカカオバターの主要成分は、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸という3種類の脂肪酸です。この中でもオレイン酸はオリーブ油に含まれていて従来からいい脂肪であると知られています。ダイエット時にも有効な油として最近は注目を集めています。

油を味方にする | 太らない食習慣
http://metaboliz.net/diet/archives/77

でも紹介されているとおり、これまで油はダイエットの天敵とされてきましたが最近は質のいい油はダイエットにむしろ有効だといわれています。

また、アメリカの研究ではカカオバターの中のステアリン酸は、その構造上の特徴からコレステロール値を下げ、人間の余分な脂肪である中性脂肪も減らすことがわかりました。また、同時にその吸収率が低いために1グラムあたり6キロカロリーと通常考えられている脂肪分(1グラムあたり9キロカロリー)よりも低カロリーなのです。
これらの結果からカカオバターは心臓秒の原因となる動脈硬化を防ぐ効果を持っているといえます。

胃潰瘍やがん、免疫異常疾患などにも有効なカカオの抗酸化物質

カカオに多量に含まれているポリフェノール類の作用については、アルコールを大量に飲んだときにかかりやすい鬱血性の胃潰瘍、ガン、糖尿病の原因となる活性酸素を防ぐ効果があることがわかりました。
人が生きていく上で酸素が必須であることは承知していますが、人間の体に取り込まれた酸素の一部は活性酸素となり体に有害となります。

体内に細菌などの異物が侵入してくると、まず白血球の一部によって防御され、ここで防ぎきれなかった場合に感染症にかかります。酸素がつくられないように防御する仕組みがあります。しかし、過剰な運動、喫煙、アルコールの摂取など体に負担がかかると活性酸素が過剰に発生し、これがガン、動脈硬化、糖尿病などを引き起こす要因となるのです。
免疫の仕組みについてはこちらにあります

ピュアココアの主な成分(100g中)

  • たんぱく質…18.9g
  • 糖質…42.2g
  • 繊維…4g
  • リン…660mg
  • 鉄…14.0mg
  • カリウム…2800mg
  • マグネシウム…440mg
  • 亜鉛…7000μg
  • カロチン…38μg
  • ビタミンA…17IU
  • ビタミンB1…0.16mg
  • ビタミンB2…0.22mg

また、細菌などに感染した場合に働く免疫機能は健康を維持するために重要ですが、ポリフェノールはこの免疫機能を調整する作用を持っています。

虫歯予防効果も

カカオ豆から抽出したココアエキスパウダーによる実験ではカカオに虫歯の原因となる粘着性グルカンの形成を抑える働きがあることがわかりました。虫歯は、まず虫歯菌が食物中の斉藤を粘着性グルカンという食物に変化させます。そこに虫歯菌や他の菌が集まったものが歯垢で歯垢のなかで多量の酸が蓄積されることによって歯の表面を覆っているエナメル質がとけ、虫歯になるのです。したがって粘着性グルカンが形成されなければ虫歯を予防できるということです。

精神集中にも効果があるココア

これらの生理機能が明らかにされてきた背景には1960年代に注目された食物繊維の研究によるものです。イギリスの医師がウガンダに成人病が少ないことに着目したことによります。近代以降、嗜好品とみなされてきたカカオでしたが、古代人の人々が不老長寿の薬として珍重してきたことにも実は重要な裏付けがあったのです。
豆をまるごと砕いて加工するカカオには食物繊維が豊富に含まれます。また、興奮剤類似の作用のあるメチルキサンチン誘導体についてもカカオに多く含まれるテオブロミンは、比較的作用が穏やかであることがわかっています。カフェイン、テオフィリンの含有量はカカオの場合、非常に少ないので子供やお年寄りが飲んでも安心です。

最近では、カカオの香りが脳波に与える影響についての研究もはじまっています。リラックスしたり、神経の集中力が高まった際に強くみられるα波の出現までの時間と比較した結果、過去の香りが精神の集中に効果的であることがわかりました。