「大豆効果 納豆の粘りは活力源」はこちらの記事に統合しています
月: 2016年7月
大豆効果 スタミナ不足 は食事が大きく影響している
大豆効果 スタミナ不足 は食事が大きく影響しています。スタミナとは、持久力、ハードな仕事に耐えられる肉体的な力です。
日本人はアメリカ人に比較して、短時間で力を発揮する瞬発力に劣るものの、時間をかけて耐久力を示してみせるマラソンなどでは、昔からかなり成果をあげています。
日本人は本来、スタミナのある人種だったのです。それが、今では、若い人ですら電車の中に空席をみつけると年寄りを押しのけてでも座り、ぐったりとしていたりします。
大豆効果 スタミナ不足 が問題とされている
それに、スタミナを売りものにした、ドリンク剤などのテレビコマーシャルを目にしない日はないくらいです。
日本人にスタミナがなくなってしまったのには、いろいろな原因があるでしょうが、なんといっても食事の取り方に問題があるようです。
スタミナのつく食べものというと何を思い浮かべるでしょうか?多くの人は牛肉、豚肉、タマゴといったものを指摘するでしょう。
「畑の肉」といわれる大豆のことは、ここでも、つい忘れがちです。
スタミナの根源といわれるものは、たんばく質です。それもプロテインスコア(たんばく価)の高い良質のたんばく質です。
人間の体内では合成できず、食品の中からしか摂取する以外にないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。リジン、トリプトファン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、バリンの8八種です。
この必須アミノ酸をバランスよく含む食品が良質たんばく質なのです。
動物性と植物性のバランス
かつては、良質たんばく質は牛肉、豚肉、タマゴなどに多く含まれるとされ、動物性たんばく質ばかりがもてはやされていました。
「畑の肉」といわれる大豆も、必須アミノ酸の1つ含硫アミノ酸( メチオニン) が少ないこともあって、やや軽視されタマゴの6割弱という評価にありました。
しかし、この評価も食品の含有アミノ酸組織に対する見方が変わったこともあって是正され、大豆はタマゴ以上にたんばく質が高いというこになっています。
スタミナをつけるには肉という考えもあながち悪いというわけではありませんが、動物性たんばく質はあわせて脂肪をどうしても取り過ぎてしまい、さまざまな成人病を招くおそれも十二分にあります。
しかし、大豆食品は高たんばく食品でありますから、スタミナ(持久力、耐久力) をつける091に最良のものであるうえに、成人病の心配もいりません。幸いにも、我々の先祖はとうふ、みそ、納豆というかたちで大豆の利用法を考えてきました。
私達は植物性たんばく質の代表としての大豆を今一度、スタミナの素という面からも再評価してみる必要がありそうです。
大豆 栄養素 は必須のたんぱく質を豊富に含む
大豆 栄養素 は必須のたんぱく質を豊富に含むことです。植物性たんばく質の代表は何かというと、当然「畑の肉」といわれる大豆だということになります。大豆はたんばく質を40パーセントも含んでいるので、植物性の高たんばく食品だとされています。
大豆 栄養素 米食のデメリットを補う大豆
植物性たんばく質の代表は何かというと、当然「畑の肉」といわれる大豆だということになります。
大豆はたんばく質を40パーセントも含んでいるので、植物性の高たんばく食品だとされています。
昔、知識階級の代表であった禅寺の僧侶たちが、肉食を一切せず、きびしい修業に明け暮れながらも、英知をみがき、体力をつけ、長寿であり得たのも、納豆、とうふ、みそなどから植物性たんばく質を豊かに摂取していたからです。
植物性たんばく質の大豆には、必須アミノ酸の中の含硫アミノ酸であるメチオニンが少ないのです。
このため、プロティンスコア(たんばく価)は低くみられていましたが、今では大豆のメチオニンの不足も、ある程度の量を取れば十分に補えるとされています。
また、大豆にはからだの成長にとって必要な必須アミノ酸のリジンがかなり大量に含有されています。
このリジンは日本人の主食である米(ご飯)には少ないのです。
一方、お米には大豆に少ないとされるメチオニンが多いのです。
このことからみても、日本人の昔からの食事形態である、主食のご飯に副食にみそ汁、納豆、とうふといった大豆食品の組合せは、非常に合理的です。
大豆のリジンとお米のメチオニンで相互に補強し合い、人間の成長にとって欠かせない必須アミノ酸を効果的に補給しているわけです。
たんばく質は、わたしたちの筋肉、皮膚、骨、毛髪、血液などの主成分として、また、それらを形成する原料となっている栄養素です。
生体の保持に必須のたんぱく質
また、生体を保持するため欠くことのできないホルモン、酵素などをつくる原材料としてもたんばく質は必要です。
このことからも、人間の生命維持のためには、人間は絶えずからだの中に再合成された「体たんばく」を蓄えていなければならず、それがまた、わたしたちのからだでもあるわけです。
たんばく質の正体を化学構造的にみると、アミノ酸という化合物がたくさん結びついて形成されているものです。
アミノ酸には、からだの中で合成できるものと、人間のからだの中で合成できず、かならず食品から取り入れなければならないものとがあります。
さきほどのリジンやメチオニンは、ほかの6種あるアミノ酸とともに必須アミノ酸と呼ばれています。
8種のアミノ酸のうち1つでも欠けるようなことがあると、いくらほかの7種類が十分あったとしても、人間のからだを形成する体たんばく質をうまく合成することができないのです。大豆は、一応この8種の必須アミノ酸を含んだ食品です。
体の21%はたんぱく質
人間のからだおよそ65%は水ですが、残りの35%のうちの約4割はたんばく質です。
たんばく質は生体保持に絶対欠くことのできない栄養素なのです。
人間はたんばく質不足になると、からだがだるくなったり、疲労しやすくなったりします。人間のからだの抵抗力が著しく失われ、病気にかかりやすくなるわけです。
大豆