大豆効果 お酒が原因の脂肪肝には大豆のレシチンが効く

脂肪肝には良質のたんぱく質

脂肪肝、あまり聞きなれない言葉です。肝臓にたまった脂肪が健康人の3倍以上に蓄積された状態をさします。脂肪肝について詳しくはこちら。

もちろん健康にいいわけはなく、慢性肝炎、肝硬変の原因になったりします。

脂肪肝の原因の大多数を占めるのはアルコール飲料の飲み過ぎと食べ過ぎによる肥満、糖尿病などです。

脂肪肝にならないように予防するには、どうしたら良いのでしょうか。

それには、食事には常には良質のたんばく質とビタミンを含んだ食品をなるべく摂るように心掛けることが大切です。

それから、アルコール飲料の飲み過ぎに注意することです。アルコール飲料は人体にとっては一種の毒性物質です。そのため肝臓で分解され、無毒化されるわけです。

しかし肝臓でのアルコール処理能力は1時間でコップ1杯半のビール、日本酒で2分の1合弱だと言われています。肝臓の処理能力に合わせていくとさかずき1杯の日本酒は10分聞かけて飲みなさないということになるのです。こんな悠長な飲み方をしている人はまずいません。

肝臓は丈夫な臓器ですので、ふつうの飲み方をしていればそれほどの心配はいりません。アルコールを多飲している人で問題なのは、アルコールによって作られた中性脂肪が肝臓に付着し、滞留することです。

脂肪肝の予防には大豆のコリンがいい

脂肪肝の予防には酒の飲み過ぎ、食べものの摂り過ぎに注意するほかに、とくに有益な予防方法があります。

それは大豆食品をたくさん摂ることです。大豆には脂肪肝の予防に非常な効果があるとされるコリンが大量に含まれているからです。

コリンはビタミンB群に属しているビタミンの一種で、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぐ作用をもっている物質です。

このコリンの働きはビタミンB12や葉酸、あるいはアミノ酸があるとさらに強化されるとされています。

大豆食品にはコリンとともにビタミン類、葉酸、アミノ酸等にも十二分に含まれています。コリンという物質は大豆のレシチンの中に含まれています。

大豆のレシチンはリン脂質の物質で水と油という結びつけにくいものを結合させることができることに特長があります。

この働きがあるからこそ肝臓内で脂肪が固まるのが防げるのです。コリンの含有量が豊富なことで知られる大豆は100グラム中、実に255ミリグラムものコリンが含まれています。

大豆効果 カルシウム不足は大豆で補う

カルシウム不足は神経にも影響を及ぼす

カルシウムというと、骨に関係する栄養素ぐらいにしか考えていない人が多いと思います。たしかに、育ち盛りの中学生に最近、骨折が非常に多いということは、明らかにカルシウム不足に大きな原因があります。

今では、日本人の食生活は戦前とは一変してしまい、カレーライス、スパゲッティ、ハンバーグといった手早く、手軽にできる洋風料理が主体になってしまっています。

現代人が必要とするミネラル「カルシウム」「マグネシウム」

昔ながらの野菜の煮つけ、ひじき、わかめ、昆布、小魚といったカルシウムに富んだものはあまり食卓にのぼりません。

カタカナ名前の洋風料理は、一見、栄養豊富そうに見えますが、ことカルシウムになると意外なほど貧弱なものです。

インスタント料理ばかり食べさせられている子供たちに、骨折が多いのは、あながち運動不足のせいばかりではないのです。

そして、カルシウム不足が原因となって起こっているとみられるもう1つの病気としては、神経性の疲労やイライラがあります。

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カルシウムには脳神経細胞の興奮を抑える働きがあるのです。

カルシウムが豊富に含まれた食事を取り、脳細胞中にいつも十分カルシウムが蓄えられていられるような人は、多少の精神的ショックを受けても、それほど動揺せず平常心を保っていられるのです。

怒りっぽくなるのはカルシウム不足の症状

ところがカルシウムが足りないような人は、ちょっとしたストレス、刺激にも神経が過敏になってしまい、すぐにイライラしたり、怒りっぽくなったりします。そうならないまでも、神経的な疲労感や倦怠感に悩まされ、絶えずクヨクヨしたり不安がったりするようになってしまいます。

現代は、校内暴力が多発したり、ストレス過重人間が多かったりする時代ですが、その何割かはカルシウム

1日の必要量は600mg

日本人のカルシウムの成人1日当りの所要量は600ミリグラムとされています。それに対し、日本人はカルシウムを平均540ミリグラム程度しか取っていません。このことは国民栄養調査によっても明らかになっています。つまり、日本人のカルシウム摂取量は平均所要量の9割程度にしか達してないという数字もでています。

とくに若い人にはカルシウム不足が目立ち、別のある調査によれば、学生の90%はカルシウム不足で、しかも、カルシウムの摂取量が必要所要量の半分にも満たない学生が35パーセント強もいたということです。

日本人のカルシウム摂取量が、こんなに下がつてしまったわけは、日本の伝統的な食生活が欧米型の食生活に圧倒されて、壊滅状態になってしまったためです。
もちろん、旧来の日本人の食生活が1から10まですべてよかったわけではありませんが、ことカルシウムに関する限り、過去の食生活に軍配をあげないわけにいきません。

カルシウムはたんぱく質と一緒に摂取する

かつては欧米人に「日本人は魚臭い」と言われるほど魚料理を食べていましたし、海藻、野菜類もさまざまの大豆食品といっしょに絶えず取っていました。とくに、たんばく質の豊富な大豆食品(みそ、とうふ、納豆、煮豆、おから、きな粉など) を絶えず食生活に取り入れていたことはカルシウム摂取のためにも大きかったのです。カルシウムはたんばく質といっしょに取り入れるとからだの中への吸収がスムーズにいく性質があるのです。

このことからも、たんばく質とカルシウムの両方を含んでいる大豆は、他のカルシウム食品とともにかなりの相乗効果を発揮していたはずです。

ところで、大豆のカルシウム含有量ですが、100グラム中240ミリグラムあります。比較的カルシウム含有量の多い食品です。大豆食品の中でカルシウムの多いのは、大豆を丸ごと使って作った食品では納豆、煮豆、すりつぶしたものではきな粉、意外と思われるものでは、豆乳のしぽりかすのおからがあります。

とくにおからは豆乳のしぽりかすでありながら、豆乳より多く含まれ、豆乳の倍以上のカルシウムがあります。

きな粉も以前は常時、食卓に置かれていた食品の1つです。また、いろいろな和風菓子にも手を変え晶を変え利用され、そのひなびた風味が愛されたものでした。今では、きな粉はその利用方法すら忘れられ始めているような感じですが、大いに復活してもらいたい食べものの1一つです。

大豆は、単にカルシウム補給補助食品としてのみではなく、その豊富なたんばく質、からだに有益な脂肪、ビタミン類、ミネラル類とともに年中取っていたい食品です。