大豆で病気を予防

最近の日本の食は高カロリー

こちらより余計にエネルギーを摂取していれば、余分な脂肪がつきすぎて肥満となり、逆に、エネルギー不足をきたしていれば、からだの中の皮下脂肪やたんばく質がエネルギー源にして消費され、やせ細ってきます。

現代の日本人は、お金さえ出せば、世界中のあらゆる美味・美食を味わえますし、家庭においても戦前ではめったに食べられなかった御馳走のようなものを毎日食べています。ビール、ウィスキーの消費も増加率は落ちたとはいえ、年々増え続けております。

日本人は、セーブしながらもどうしても必要以上に高いエネルギーを取ってしまうように仕向けられている食環境の中にいつもいるのです。一方、必要以上に高いエネルギーを取っていながら、逆にたんばく質不足をきたして病気にかかっているような人もたくさんいます。

この栄養のアンバランスが、現代人に病気に対する抵抗力を失わせている原因なのです。そして最悪の場合は死に追いやる現実なのです。現在、人間がかかる可能性のある病気の数は3万、それに対して完全に治療法の確立しているのは3000ぐらいに過ぎないといわれています。従って27000程度の病気のうち何割かの病気は、極端にいえば手探りの状態で治療をすすめているということになるのです。
極度に発達したと思われる現代医学ですら、これが実態のようです。

ということは、病気にかかって医者通いをして、貴重な金と時間を浪費するより、病気を予防し病気にかからないようにしておくのが先決というものです。
それには毎日取る食事によってからだづくりをしておく以外にありません。こういった事情を背景にして、大豆食による健康の維持がふたたび唱えられはじめ、注目を集めるようになっているのです。大豆食を推進していれば、大豆の低カロリー、高たんばくが日本人を現代病から守り、日本人の長寿にさらに役立つことは明白です。

食物はからだの養いです。美味だけを追求して食べている愚はこの辺で避けなければなりません。

栄養バランスの整った大豆

大豆を「畑の肉」といったのは外国人の学者のようですが、そういわれるのも当然で、大豆はその豊富なたんばく質を始めとして、脂質、ビタミン、ミネラルなどあらゆる栄養素を含んだ理想的な食品です。
大豆のたんばく質にはリジン、トリプトファン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、バリンなど10種の必須アミノ酸のすべてのものが含まれ、そのアミノ酸組成は動物性たんばく質ときわめて近いかたちをしています。

このほかグルタミン酸など10種以上のアミノ酸も含有しています。大豆の脂質はその成分のほとんどが不飽和脂肪酸で、そのうち半分以上がリノール酸からなっています。

大豆のビタミン類はビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE 、ニコチン酸、コリンなどからなっています。ミネラルはナトリウム、リン、鉄などが含まれ、いずれも有効な物質です。大豆には、また特殊物質のレシチンが含まれています。
レシチンは老化防止に役立つとされている物質で、不飽和脂肪とコリンとリンが結びついた特殊物質です。さらに、大豆のサポニンに過酸化脂質を防ぐ作用があるとされています。
このように大豆の中にはさまざまな物質があり、それらが食物として人体に入れると有効な働きをして人間の生命活動を助けてくれるのです。
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