慢性疲労・夏ばてを生姜の効果、効能で解消する

慢性疲労や夏バテしている体は自律神経の働きが乱れ、血行が悪くなっている。血行が悪くなると、体内の細胞に必要な栄養や酸素が行き渡らず、体内には余分な水分や老廃物、疲労物質などがいっぱいになる。

朝、布団から起き上がれない、冷房にあたるとだるくなる、疲れやだるさが抜けない、食欲がない、などの症状が3日以上続いていれば、慢性疲労や夏バテを疑ったほうがいいだろう。

免疫力アップで疲れ知らずの体のように日頃から疲れない体をつくることを習慣にしておくと多少、疲労がたまったりしてもバテることもない。

まずは、生姜で体を温めて、血行をよくすることが大切。その上で、疲労回復に効果的な糖分やビタミンB1をしっかり摂ること。ビタミンやミネラルをたくさん含んでいる黒糖やハチミツ、ビタミン別の効率を高めるニンニクなどが特におすすめ。

ビタミンB1の働きと作用

はこちらのサイトから。

  • 生姜紅茶に入れる黒糖を多めにして、1日3~6杯飲む。黒糖の糖分が疲労回復に効果を発揮する。
  • ニンニク入り生姜湯を1日数杯飲む。生姜片とニンニク1かけをそれぞれ薄切りにし、500ccの水が半量になるまで煎じる。煎じ汁をこして、湯飲み茶碗などに注ぎ、黒糖適量を入れて飲む。
  • アルコールが飲めるなら、生姜入り日本酒もおすすめ。日本酒には健康回復や維持を助けるビタミンやミネラル、アミノ酸などが含まれていて、体を温めて血行をよくする作用がある。これに、体を温め、うつ気分を改善する生姜を加えることで、肉体的な疲労にも精神的な疲労にも効果を発揮する。日本酒は熱燗に。1日1合(180 cc)程度。

めまい・耳鳴りを生姜の効果、効能で解消する

めまいも耳鳴りも、漢方医学では、耳の奥のほうに存在する内耳の中のリンパ液という水分が多くなっている状態だと考える。その結果、平衡感覚の調節がうまくいかずに、めまいやふらつきが起こる。

また、耳の中に余分な水分が多くなると、ちょうど水泳中に耳に水が入ったような状態になり、耳鳴りがしてくる。めまいや耳鳴りを改善するには、一刻も早く余分な水分を体外に排出して、内耳の血行をよくすること。生姜やシナモン、あずきなどの食べ物のほか、手浴や足浴なども効果的。

生姜には、内耳の血行をよくして、めまいや耳鳴りを防ぐ作用があるといわれている。アメリカのある大学で、被験者を回転椅子に座らせて6分間回すという実験をしたところ、めまい止めを投与したグループよりも、粉末生姜を与えたグループのほうが、回転に長く耐えられたという結果が出ている。

  • 生姜紅茶にシナモン(ニッキ)を入れて飲むと、めまいや耳鳴り、ふらつき、吐き気などに効く。生姜紅茶には利尿作用があり、シナモンには内耳も含めた脳の血行をよくする働きがある。1日最低3杯は飲むといい。
  • ゆであずきを食べる。体を温めるほか、あずきに含まれるサポニンには強力な利尿作用がある。あずき50グラムを3カップの水で柔らかくなるまで煮たら、黒糖適量で昧つけし、煮汁とあずきを一緒に食べる。
  • 足浴と手浴を1 日おきにする。足浴で下半身の血行をよくして排尿を促し、手浴で上半身、特に内耳も含めた脳の血行をよくする。

胃炎・胃潰瘍を生姜の効果、効能で解消する

胃や十二指腸の病気は、冷え性の人に多い代表的な病気。胃の調子が悪いときにみぞおちをさわってみると、ひんやりと冷たいことからもわかる。
普段から、腹巻きゃ使い捨てカイロ、入浴などでお腹を積極的に温めよう。生妻は体を温める作用のほか、胃腸の内壁の血液循環をよくして胃腸の働きを促し、消化吸収を高める働きがあることが知られている。また、胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌を殺菌する効果も注目されている。日頃から生姜紅茶や生姜湯を積極的に飲むのはもちろん、胃腸病によく効く梅しょう番茶などもおすすめ。

  • 生姜紅茶 や生姜湯を1日3~6杯飲むほか、普段の食事に積極的に生姜を取り入れる
  • 体を温める効果が高く、下痢便秘吐き気など胃腸の不調にもよく効く梅しょう番茶を1日1~2杯飲む。
  • キャベツを積極的に食べる。生キャベツには、ビタミンU( キャベジン) という成分が豊富に含まれていて、胃の粘膜の血行をよくし、傷ついた組織を修復する。加熱するとビタミンU は破壊されてしまうので、生食か、それに近いとり方がいい。キャベツ100グラムをニンジン・リンゴジュースに加えて飲む生ジュースがおすすめ。ニンジン、リンゴ、キャベツを一緒にジューサーにかけて作る。
  • 胃炎や胃潰瘍の人は、42度くらいの少し熟めの風呂に入ると胃酸の分泌が減少して効果的。胃弱や胃下垂の人は、38~40度くらいのぬるめの風呂に入って胃液の分泌を促すといい。

生理痛・生理不順・更年期障害・子宮筋腫を生姜の効果、効能で解消する

冷え性の女性は、へそより上と下では体温が違い、下腹部が格段に冷たい。子宮や卵巣はへそより下にあるので、下腹部の冷えは、子宮や卵巣の血行が悪いことを意味する。
その結果、卵巣でつくられるエストロゲンヤプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が悪くなり、卵巣の働き自体も弱まる。また、子宮も同様の機能低下が見られるようになる。そのため、生理痛や生理不順、PMS(月経前症候群)、子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人病や、のぼせや息苦しさ、イライラや不安などの更年期障害が起こりやすくなる。

  • 毎日、生姜紅茶や生姜湯、梅しょう番茶を飲んで、体を温めておく。更年期障害からくるのぼせには、生姜紅茶に入れる黒糖の代わりに、ハッカ(シソ科) のアメを入れて1日3~4杯飲むと効果的。
  • 生理が近づくとイライラするなど、精神状態が不安定になるPMSには、心の安定をもたらすシソを使ったシソ入り生姜湯を。1日1~2杯飲むとよい。
  • 毎日、入浴後、下腹部に生姜湿布をする。腹巻きや使い捨てカイロなども活用し、下腹部や腰を温める。低温やけどに注意すること。
  • 濃い番茶に、すりつぶした黒ゴマ塩を小さじ1入れて、1日4 ~5杯飲む。生理痛に効果あり。生理の数日前から飲みはじめるといい。

「吐き気・二日酔い」を生姜の効果、効能で解消する

吐き気も二日酔いも、排出されずに胃の中にたまった水分が原因で起こる。嘔吐や下痢などで、余分な水分を体外に出そうとする。
また、腐りかけた食べ物や有害な物質を摂った場合は、それを何とかして薄めようと胃液が大量に分泌され、嘔吐することで体外に排出する。いずれにしても、吐き気があるときは、体を温めて胃の中の余分な水分を血液に吸収し、発汗、排尿を促して余分な水分を排出する。
生姜や梅干し、シソの葉などを活用するほか、サウナや半身浴などで大量の汗をかくことも効果的だ。また、生姜には、船酔いやつわり、抗がん剤による吐き気をおさえる効果があることもわかっている。これらが心配なときは、粉末生姜やチューブ入り生姜を持ち歩くのもいいだろう。

  • 生姜紅茶や生姜湯を1日3~6杯飲む。
  • コップ2杯強の水を入れた鍋に、種を除いた梅干し1個を入れ、水の量が半分になるまで煎じて飲む。梅干しには体を温める作用のほかに、有毒物質を解毒する働きもある。胃腸の働きを活発にするので、胃にたまった水分や有害物を腸に送り、吐き気を改善する。
  • シソ入り生姜湯を飲む。シソの葉4~〜5枚を刻み、水2カップを入れた鍋に入れ、水が半量になるまで煎じる。この煎じた汁にすりおろした生姜通量を入れたもの。シソの葉に含まれる芳香成分には、吐き気をおさえる作用がある。
  • サウナ浴などで体を温め、大量の発汗を促す。二日酔いなど、余分な水分が胃の中にたまって起こる吐き気に効果あり(もちろん、飲酒直後はしないこと)。また、サウナ浴をしてから酒を飲むと、二日酔いしにくくなる。

二日酔いの予防と対策にはウコンも効果的