「肥満」を生姜の効果、効能で解消する

西洋医学ではこれまで「摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太る」と考えられている。消費しきれなかった分の余剰なカロリーが、体内で中性脂肪として蓄えられるため。

しかし、実際には、同じ量を食べて、同じように連動しても、太りやすい人とそうでない人がいるし、水やお茶を飲んだだけでも太ってしまうという人もいる。

漢方医学では、肥満を「固太り」と「水太り」に分類して考える。「固太り」は筋肉質で便秘がち、腹部に脂肪がつくタイプで、「水太り」は色白で筋肉が少なく、むくみがち、下半身太りのタイプ。

実は、日本人女性の肥満のはとんどが、この「水太り」といえる。「水太り」は、体内に余分な水分がたまったことが原因で体が冷えている。冷えているから新陳代謝が悪くなり、基礎代謝(生きていくために最低限必要なエネルギー) や、労働や運動で使われるエネルギーが少なくなるので、余剰なカロリーを体内に蓄えやすくなるし、蓄えられた脂肪も燃焼しにくくなる。それで、少ししか食べなくても太りやすい体になってしまう。
つまり、体を温めて体温を上げ、新陳代謝を高めていくことこそが、ダイエット成功の鍵だといえる。体温が1度上がれば、基礎代謝量は12~13% 上がることがわかっており、同じカロリーを摂取してもぐっとヤセやすくなる。

水太りの人は、生妻紅茶で体を温め、体内にたまっている余分な水分や老廃物をどんどん排出して、産熱を高めていけばいい。このサイクルがうまくいくようになると、水分過多の状態が解消され、過激な食事制限やハードな運動をしなくても、自然にヤセられるだろう。
代謝がよくなれば、一生太らない体をつくることもできるる。

  • 生姜紅茶に塩をひとつまみ加えて、1日3〜6杯飲む。塩は「陽性食品」で、体を温める効果がとても高い。ただし、化学塩ではなく、必ず粗塩などの自然塩を使うこと。また、黒糖も入れたほうがいい。
  • 朝食を「生妻紅茶+塩」に替える「朝だけプチ断食」

    食べすぎや水分の摂りすぎを防ぐ。「生姜紅茶+塩」1杯をニンジン・リンゴジュース2.5杯に替えてもいい。ニンジン2本、リンゴ1個を皮つきのまま適当な大きさに切って、ジューサーにかけ、コップ2.5杯分(約480cc)にしたもの。昼食は薬味をたっぷり入れたとろろそばや、わかめそばなどを。夕食は基本的に好きなものを食べていいが、体を温める「陽性食品」を意識してほしい。

  • 下半身の筋肉を使うウォーキングやスクワット運動をする。基礎代謝も上がる。
  • 生姜風呂

    生姜風呂に入って体を温め、発汗すると、水分の排出と同時に、気化熱で体内のカロリーが使われるので、ヤセやすくなる。

生姜は8つのポイントをおさればOK!

ポイントを

一般的に普及している生姜を使った健康法は誰にでもすぐに実行できて、絶大な効果が期待できるものだが、せっかくやるからには、速やかに、確実に、その効果を実感してもらいたい。それこそが、長く続けるためのモチベーションになると思うからだ。そこで、私が今まで多くの患者さんたちを診てきて、また、生妻健康法を世に広めるためのさまざまな試行錯誤を繰り返してきて、自分なりに会得できた「生姜力をもっと効かせるポイント」を公開しよう。ここで紹介する8 つのポイントをしっかり守れば、気になる冷え性も痛みも、病気も、肥満も、疲労も、肌の悩みも解消していくはずだ。「心身の健康」と「理想の体型」と「美しさ」が、まとめて手に入る。ぜひ、だまされたと思って実行してみてほしい。

生姜紅茶を1日に3~6杯飲む

この生姜紅茶はど手軽で、しかも効率よく、生姜を摂取する方法はないと断言できる。生姜紅茶を1日3~6杯飲むようにするだけで、驚くほど体は変わってくるはずだ。
生姜紅茶の作り方はこちら
これまでコーヒーや緑茶を飲むのが習慣だった人は、それを生妻紅茶に変えてみよう。暑い南国が原産のコーヒーや緑茶は、体を冷やす。あまり運動しない人がこれらを毎日飲んでいると、知らず知らずのうちに冷え体質になっていく心配もある。「お茶を飲むなら、生姜紅茶」。これを忘れないようにしよう。

生姜紅茶には黒糖を加える

生姜紅茶は、生姜と紅茶を組み合わせるだけでも十分効果を発揮する。甘味が苦手な人などはそのまま飲んでもいいが、黒糖を適量加えればさらに効果はアップするのでわずかでも加えると効果的。
ダイエット中の人も、黒糖の甘味は体を温めて代謝をよくするので、かえって体内の糖や脂肪の燃焼を促してくれる。朝食を抜いて、代わりに黒糖入り生姜紅茶を飲むのがおすすめだ。
白砂糖は体を冷やす「陰性食品」だが、黒糖は体を温める「陽性食品」。しかも、現代人の食生活で不足しがちなビタミン類やミネラル類をたっぷり含んでいる。さらに、生妻に黒糖を加えると、生妾の温め作用はさらに高まる。糖尿病が気になる人は、黒糖とはいえ糖質にはかわりないのでは?と疑問を持つかもしれないが、これも大きな誤解。黒糖に含まれている黒糖オリゴという成分が血糖を下げることがわかっているので、積極的に食べたほうがいい。黒糖が手に入らない場合は、体を温める作用のあるハチミツ、プルーンエキスなどでもOK。

朝食前と入浴前には生姜紅茶を必ず飲む

生姜紅茶は好きな時間に飲んでいいが、朝食前(朝食を食べない場合は、起きてすぐ) と入浴前には必ず飲むようにします。体温が低く、体内の臓器もまだしっかりと目覚めていない朝の起き抜けに生姜紅茶を飲むと、まず体温が上昇する。それにともない、胃腸などの臓器や脳、血管系、神経系などが元気に働き出して、体が1日の好スタートを切れる。
黒糖の吸収しやすい糖分が即座に脳の栄養になるため、頭がボンヤリした状態も即、解消する。
また、入浴前に飲むのもおすすめ。生姜紅茶を飲んでからお風呂に入ると、体温上昇の相乗効果で体がとても温まるし、大量に発汗するので、体内の余分な水分や老廃物もスムーズに排出できる。これ以外にも、食前や空腹時に飲めば食べすぎを防止する効果も期待でき、食後に飲めば栄養素の消化や吸収、燃焼、排出などに役立つ。

生姜はできるだけおろしたてをの新鮮なもの使う

生姜紅茶に入れる生姜は、できるかぎりおろしたてのものを使ってほしい。そのほうが風味がよくておいしいし、生姜に含まれる揮発性の成分なども十分に摂取できる。
よく洗った生姜を、皮をむかずにそのまますりおろす。最初は面倒に思うかもしれないが、1杯分の紅茶に入れる生姜の量はわずか。1分もかからずにすりおろせるだろう。とはいえ、無理をしても続かないので、あくまでも「できる範囲」でOK 。時間があるときなどに一度にたくさんおろして、冷凍しておいたものを使ってもいいし、おろした生姜を黒糖やハチミツに漬けておくのもいい方法だ。時間がないときやオフィスなどでは、乾燥生姜パウダーやチューブ入り生姜に頼ってもいい。

食事にも生姜を使う

生姜紅茶を習慣にすると同時に、毎日の食事にもできるだけ生姜をとり入れたい。すりおろしたり、刻んだりした生姜をみそ汁やスープ、麺類、煮物などにどんどん入れてみよう。いつもはワサビを薬味にする刺身も、生姜で食べるとまた、違ったおいしさがある。自分ではなかなか料理をしないという人は、市販の生姜の漬け物(生妻を甘酢などに漬けたものや紅生姜など) を利用してもいいだろう。市販のチューブ入り生妻などを持ち歩いて、外食メニューにちょっと加えるという方法もある。

冷たい飲み物は飲まない

水だけではなく、コーラやジュースなど、冷たい飲み物はどれも体を冷やす。冷たい飲み物を大量に摂っていると、少しずつ体内に水分がたまっていく。これが「水太り」の原因にもなる。「新陳代謝をよくするからたくさん飲むといい」などと信じて、冷たい水を飲むのが習慣になっている人は、ぜひその習慣を生生姜茶に替えてほしい。ペットボトル入りの水を買って持ち歩いたり、自動販売機などで缶コーヒーや清涼飲料水を買うのが日課になっている人も、生姜紅茶に切り替えると体調がよくなるし、お金も倹約できて一石二鳥。
特に暑い夏は、冷たい飲み物ばかり飲んで、温かい飲み物は一切飲まないという人がいるが、そういう人こそ、ぜひ生姜紅茶にチャレンジしてほしい。
どうしても冷たいものが飲みたいなら、アイス生姜紅茶やアイスティーでもいい。毎年、夏の終わりになると体が重たくてだるく、不快な症状に見舞われるのは、体が冷えきっている証拠。生姜紅茶でいつも体内を温めていれば、水分や老廃物の排出がスムーズに整い、夏も元気に乗り切れる。

腹八分目を心がけて、食べすぎない

食べすぎがよくないのは、太るせいばかりではない。血液中に利用しきれないタンパク質、脂質、糖質などの余剰物が多くなり、血液をドロドロに汚すのだ。血液は全身の細胞に供給されているので、汚れると、全身の細胞が傷んでしまう。体の中では、その汚れから何とか細胞を守ろうとして、さまざまな反応が起こってくる。この反応が、発疹や炎症、動脈硬化、高血圧、出血、血栓など。
つまり、食べすぎないことは、体を冷やさないことと並んで、あらゆる病気を遠ざける、究極の健康法なのだ。日本には昔から、「腹八分に病なし」ということわざがある。
せっかく生姜で体を温めても、食べすぎで血液を汚していては、何にもならない。また、食べる量を減らすには、朝食を抜くという方法も効果的。
朝は、吐く息が臭く、濃い尿が出たり、便意をもよおしたりしやすいことからもわかるように、「排泄」の時間帯なのだ。せっかく体が余分な水分や老廃物をどを排泄して、血液をきれいにしようとしているのに、朝食をしっかり食べると、その吸収のために、排泄の働きが妨げられてしまう。
反対に、朝食べなければ、排泄はどんどん促進されるのだ。ただし、朝食を抜いても、糖分の補給だけはしたほうがいい。脳細胞や筋肉細胞の活動源のほぼ100% は糖分なので、活動のエネルギーを得ることができるからだ。起きたばかりの胃腸に負担をかけず、しかも排泄の働きを邪魔することなく、糖分を補給するには、やはり黒糖入りの生姜紅茶がベスト。

1週間は続ける

どんな健康法でも、継続できなければ意味がない。その点この生姜をつかった健康法 は、はじめた人がみんな長く続けられるという。手軽で簡単、お金がかからない、効果がすぐに実感できる、続けるうちにどんどん体調がよくなる、理想の体型や美しさも手に入る、など、簡単な実践で効果がついてくるのが理由だろう。
しかし、もちろん、効果が現れにくい人や、相性が合わないという人もいる。そこでせめて、これまで紹介した7つのポイントを最低でも7日間は続けてみてから判断してほしい。7日間続けてみて、「何となく体調がいいな」「体がポカポカと温まってきた」「体が軽く感じる」など、何かしらいい変化があったり、効果を感じたりすればこの健康法と好相性。ぜひそれ以上続けてみてほしい。どんどん自分の体が変化していくことに、きっと驚くはず。生姜の健康法で迷ったときはこのページをもう一度読んでほしい。

  1. 生姜紅茶を1日3~6杯飲む
  2. 生姜紅茶に黒糖を入れる
  3. 朝食前と入浴前には生姜紅茶を飲む
  4. 生婁はできるだけおろしたての新鮮な生姜を使う
  5. 食事でも生姜を食べる
  6. 冷たい飲み物は控える
  7. 腹八分目
  8. 最低1週間続ける

生姜紅茶が最強メニュー 生姜紅茶の作り方

生姜紅茶
生姜紅茶

生姜健康法の基本

おいしいというのは続けるための重要な要素。そして生姜紅茶がどのようにすばらしいのかを6項目あげてみた。

  1. 生姜と紅茶と黒糖という、体を温める食材を3つも使っている

    冷えとり効果ナンバーワンの食材である「生姜」、お茶の中でも体を温める効果が高い「紅茶」、現代人に不足しているビタミンやミネラルをたっぷり含み、同じく体を温める「黒糖」を組み合わせている。しかも、3種を組み合わせることで、これらが単体で働くよりも、体を温め、冷えをとる作用をよりいっそう高めることができる

  2. とにかく簡単。誰でも手軽に作れる

    料理と違って、誰でも簡単に作れる。紅茶を入れて、すりおろした生姜と黒糖を入れて飲めばいいのだから、男性でも老人でもできる。紅茶はティーバッグになったものでもOK。

  3. おいしいから長く続けられる

    健康法は、「おいしい」「気持ちいい」など、「快」の要素がないと長続きしない。その点、生姜紅茶はとてもおいしい。紅茶の渋味、生姜の辛味、黒糖の甘味がいい具合にマッチしている。さらに飲み続けると、どんどん体調がよくなってくるという、さらなる「快」を感じるので、飽きずに長く続けられる

  4. 時間に関係なく、いつでもどこでも飲める

    不規則な生活を余儀なくされている現代人、3度の食事の時間を確保できない人でも、のどが渇いたら水は飲む。その「水」を「生姜紅茶」に替えるだけでOK。食事法などと違って、時間に関係なく、いつでも、どこでも飲めるので、実践しやすい

  5. 効果がすぐに実感できる

    どんな健康法でも、効果が出るまでに長い時間がかかるものは、なかなか続かない。生姜紅茶は、飲むとすぐに体がポカポカしてくるのを実感できる。風邪のひき始めなどは、生姜紅茶をたっぷり飲んで早く寝るだけで、翌朝にはケロッと治っていることも珍しくない。さらに続けていると、気になる症状や体調もどんどんよくなってくる

  6. お金がかからない

    どんなに効果が期待できる健康法でも、家計を逼迫するほどお金がかかるものなら、なかなか続けられない。しかし、生妾紅茶にかかるお金は、生妻と紅茶と黒糖の代金だけ。どれも安く手に入るものばかりだ。自分で作れば、1杯30円もしないだろう。それなのに、効果は驚くほど高く、安心で手軽。




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冷えに効く「生姜紅茶」の作り方

熱い紅茶にすりおろした生姜と黒糖を入れるだけでOK。紅茶の種類も何でもかまわない。生姜を入れると風味が変わるので、高級な紅茶にしてもあまり意味がない。
スーパーで手に入るお得用紅茶のティーバッグを利用している。茶葉を使用する場合は「ティースプーン1杯の茶葉がティーカップ1 杯分」。ティーバッグを使用する場合は、ティーカップ1杯につきティーバッグ1 個。
生姜は、すりおろしたものをガーゼなどで絞り、その絞り汁を入れるか、絞らずにそのまま入れる。すりおろしには食物繊維が豊富なので、便秘がちな人などはそのまま入れるのがおすすめ。
乾燥パウダーを利用する場合は小さじ1程度、チューブ入りの生妻を利用する場合は2センチ分程度を目安にするといい。黒糖がない場合は、ハチミツで代用してもかまわない。黒糖やハチミツを入れると、紅茶の色が黒く変色する。これは、甘味の中の鉄分によるものだ。鉄分は、赤血球の原料になることからもわかるように、体を温める働きがある。つまり、紅茶の色が黒
くなるということは、体を温める作用が強くなることを意味する。

生姜紅茶を飲み続けるだけで、まず風邪をひきにくくなる。これは、生姜紅茶の温め作用や殺菌作用、免疫強化作用によるものと思われる。
そのほか、頭痛や腰痛、腹痛、膝痛などの痛み全般、気管支炎、高血圧、高脂血症、糖尿病、肝臓病、心筋梗塞や脳梗塞、冷え性、ぽうこう炎、肥満、疲労や肩こりなど、さまざまな不調や症状の予防や改善に大きな効果が期待できる。

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生姜力を最大限に引き出す

手軽に手に入る「生」の生姜を利用

「生姜」といっても、実はいろいろな種類がある。世界には、500種以上もの品種があるといわれている。普段、青果店やスーパーなどでよく見かける生の国産生姜は、古くから日本で栽培されているうちに、日本の風土や気候に合うように改良されてきた品種。
産地は千葉県や高知県などが有名だ。日本では生の状態の根茎が使われることが多い。収穫時期や使われている部分によって呼び方は違う。新しくできたばかりの若い分は「新生姜」といい、みそをつけてそのままかじったり、梅酢に漬け込んだりして食べる。
爽やかな辛味が特徴。
一方、養分をしっかり蓄えてから収穫したものは「根生姜」と呼ばれる。一般にお店などでよく見かけるゴツゴツした皮つき生姜は「根生姜」。
その中でも、種生妾として植えたものを1年経ってから収穫したものは「ひね生姜」または「古生姜」と呼ぶ。茎の先端付近が赤くなる種類もある。
赤芽生姜、金時生姜、谷中生姜などがそれで、若いうちに収穫して生のまま食べたり、甘酢や梅酢に漬けて「はじかみ」を作ったりする。種類や産地などによって、価格の差はあるようだ。しかし基本的にはどの種類の生姜を食べても、健康における効能に違いはない。
ただ、新鮮なものには栄養分が多いから、購入する際は、太くてハリがあり、傷やシワが少ない新鮮な生妾を選ぶといいだろう。
反対に、表面にハリがなくてシワなどが目立ち、さわるとブヨブヨしているものは、古いものと考えていい。生姜を保存するときは、表面を乾かしてからラップ材などで包んで、冷蔵庫の野菜室へ。
10度以下の温度で保存すると約1か月は持つといわれている。すりおろした状態で冷凍保存することも可能だ。密閉式のビニール袋などに入れて平らにし、ハシの背などで縦横に線を入れておくと、使う分だけ割って使えるので便利。
千切りやスライス、みじん切りの生姜も同様に冷凍保存できる。薄切りにした生姜を甘酢や梅酢、ハチミツ、しようゆなどに漬けておく方法も手軽で長持ちする。
また、生姜妾をすりおろすときは、セラミック製のおろし器を使うとラクだ。力を入れなくても簡単におろせるし、安全だし、洗うのも簡単。

乾燥パウダーやチューブ入りの利用もOK

生の生姜をすりおろしたり、刻んだりするのは面倒という人は、生姜を乾燥させて粉末にした生姜パウダーや、チューブ入りの生姜を活用するのも手軽でおすすめ。
職場などに「置き生姜」をしておいて、飲み物などに入れたり、毎日持ち歩いて外食の際などに使ったりするのにも便利だろう。
最近の生姜ブームにあやかって、ドライフルーツのように、生の生姜スライスを砂糖漬けにして乾燥させ、おやつ代わりにそのまま食べられるようにした菓子や、お湯しょうがとを注ぐだけでおいしく飲める「生生姜」「生姜ハチミツレモン」「生姜ココア」など、さまざまな商品も出回っている。コンビニやドラッグストア、またはインターネットショップなどでも手軽に入手できるので、一度チェックしてみるのもいい。要は、できるだけ生姜を多く口にすればいいのだ。あまり堅苦しく考えず、手軽に生姜をとり入れる方法を工夫しょう。

できれば皮のまま使うとよい

生の生姜をすりおろしたり、刻んだりして使う場合は、できれば皮つきのまま使いたい。これは、生姜に含まれる精油の成分が、皮のすぐ下にあるからだ。精油の成分には、殺菌効果などの薬効があることがわかっている。また、乾燥させてしまうと、精油に含まれる多くの成分は化学変化をして、ほかの成分に変わってしまったり、なくなったりしてしまうこともある。そうはいっても、皮つきのまま使用する場合は、残留農薬の心配も無視できない。できるだけ国産の生姜、できれば無農薬栽培の生姜を使うようにしたい。そうでない場合も、皮つきで使うときは、流水でよく洗ってから使うことを心がけよう。

1日の摂取量にきまりはなし

「生姜を毎日食べなさい」というと必ず、「1 日、何グラムくらい食べればいいのでしょうか? 」という質問をされる。しかし、生姜はあくまでも食材であって、薬ではない。1日の摂聖皇がはっきりと決まっているわけではない。
刺激の強い食材なので、壷に大量に摂るのは避けたほうがいいだろう。乾燥生姜パウダーの場合は、海外の生妾研究の第一人者によると、健康の維持・増進のためには、1日1グラムが目安とをつている。
しかし、関節炎の患者が間遠って1回3~4グラム摂ったら痛みが軽減したという報告もあるし、心筋梗塞や脳梗塞ななどの血栓症予防には、毎日2グラムを摂る必要があるともいわれている。いずれも、自分の体と相談しながら、適当と思われる量をつけてほしい。
朝昼晩、1 日のうちでいつ食べるのが一番いいのかということも、特に報告されてはいない。この点についても、自分の体の声を聞きながら、体調や気になる症状が最も改善される食べ方を見つけるのが望ましい。

  • 使う生姜は、青果店やスーパーなどで手に入る、ごく普通の「根生姜」を。できれば、国産で無農薬栽培のものが望ましい
  • 太くてハリがあり、傷やシワのないものを選ぷ
  • そのまま保存するときは、ラップ材などで包んで冷蔵室へ。すりおろしたり切ったりした状態で冷凍保存もできる。
  • できれば皮つきのまま使う。ただし使用前に流水でよく洗うこと
  • 生の生姜の代わりに、乾燥パウダIやチューブ入り生姜を使ってもOK
  • 1日の摂取量や摂取時間などにルールはないが、食べすぎたり一度に大量摂取するのは避ける

生姜+紅茶+黒糖

体を温める陽食材を組み合わせて考案

あらゆる病気を防ぐ万能食品の「生姜」。これを毎日手軽に続けられて、効果的にとり入れることができるように私が考案したのが、「生姜紅茶」。熱い紅茶にすりおろした生姜を適量入れ、黒糖(黒砂糖) で甘みをつける。
「緑茶やお湯ではだめですか」とよく質問されるのだが、やはり紅茶がベスト。紅茶は緑茶を発酵させたものだが、緑茶とは体に対する影響が大きく違う。
緑色の緑茶もお湯(水)も、体を冷やす「陰性食品」。
一方、赤(黒)色の紅茶は、体を温める「陽性食品」だからだ。また、紅茶に入っている「カフェイン」は、利尿作用を発揮して「水毒」を防いでくれる。さらに、紅茶の赤い色素「テアフラビン」には、強力な抗酸化伸用があり、体内で発生した過剰な活性酸素の除去に役立つはか、風邪やインフルエンザウイルスの殺菌効果があることでも知られている。
生姜と相性がよく、生姜の冷えとり効果をさらに増進させる紅茶を組み合わせた「生姜紅茶」は、手軽で最強の「温め」健康食品といえる。その生姜紅茶に黒糖を入れると、効果はもっと高まる。白砂糖は「陰性食品」だが、黒糖は「陽性食品」。これにも体を温める作用があるのだ。しかも、ビタミンやミネラルを皇宮に含んでいて、カルシウムの含有圭は、白砂糖の150倍近くもある。

トリプルの温め効果が強力に効く

生姜+紅茶+黒糖を組み合わせた「生姜紅茶」。材料のどれもが陽性食品なのだから、体は強力に温まるのは当然だ。生姜紅茶を飲むとすぐに、体がポカポカと温かくなるのを感じるはず。代謝のいい人なら、飲みながら汗をかくかもしれない。毎日飲み続けていると、なかなか風邪をひかなくなる。
ひいたとしても、生姜紅茶を1日3~4杯飲んでいると、ひどくならずにすむ。冷え性やむくみ、便秘や下痢、こりや痛みなども、知らず知らずのうちに解消する。
1日中、体が温かく、毎日心身ともに気持ちよく過ごせることに驚くだろう。さまざまな不調から解放されるはず。

むくみが解消されやせる

体が芯から温まって体温が上がると、代謝がよくなるので、体に蓄積された脂肪もどんどん燃え出す。代謝がいいと、食べたものもすぐにエネルギーに変換されるので、脂肪がつきにくい、太りにくい体になるということでもある。全身の臓器が活発に活動し、腎臓の血流もよくなって、排尿が増えてむくみも解消する。
もちろん、胃腸の運動も活発になるので、便秘も解消する。「そんなに食べていないのに、どうしてもやせない」という人の多くは、体が冷えている。
冷えのせいで代謝が悪いので、脂肪が燃えにくく、また体内に余分な水分や老廃物をため込んだまま排出できない。それが、生妻紅茶を飲んで体を温めることで、一気に解消できるのだっ極端な食事制限やハードな運動の必要もなく、無理なくダイエットに成功する。

肌も見違えるほどキレイになる

生姜紅茶で手に入るのは、健康と理想の体型だけではない。肌もつやつやと美しくなる。アンチエイジング効果を期待して高額な化粧品を使っている人は、まずそれよりも生姜紅茶を続けてみてほしい。
お風呂上がりの肌が美しいのは、血行がよくなっているから。
生姜紅茶を飲み続けることで冷えがとれて血行がよくなると、毛細血管のすみずみまで血液が行き渡るので、新陳代謝が活発になって、肌は見違えるほどきれいになる。顔色が悪かった人やくすんでいた人は頼に赤みがさし、シミが気になっていた人は薄くなってくる。何より、顔全体がイキイキと輝いてくるはず。