大豆効果 納豆の粘りは活力源

「納豆は、大嫌いで食べられない」という人がいます。聞いてみるとたいてい、あの納豆独特の糸を引くネバネバした状態をいやがっているのです。

しかし、納豆のネバネバ、ヌルヌルしたもの町中にこそ納豆の秘密がかくされているのです。それが分かってもらえさえすれば、納豆のネバネバをいやがっていた人も、また違った目で納豆を見ることができるようになることでしょう。

納豆は、かつて合戦に明け暮れた武士たちにとっても貴重な野戦食だったのです。

平家が源氏に負けたのも、今ではたんばく質を始めとする栄養の差ではなかったかという説を立てている人すらいます。おそらく、納豆もそんな時代にあって何やら力のつくありがたい食べものとして珍重されていたに違いありません。

ところで納豆のネバネバの話ですが、あのネバネバ部分は、ペプタイドとよばれるタンパク質の一種と、フラクタンといわれる多糖類から成っています。

ペブタイドは、アミノ酸の一種のグルタミン酸でアミの目のようにおたがいがつながったかたちをしています。このペプタイドに水あめのようなフラクタンが合体して、納豆独特のネバネバ、ヌルヌルができ上がるのです。

納豆を食べると、ペプタイドは消化酵素によってアミノ酸になり、人間の血や肉と化していきます。フラクタンはブドウ糖になってカロリーとなります。

このように、納豆のネバネバ部分は人間にとっての活力源となっていくわけです。さらに、納豆のネバネバ部分は、酵素の働きを活性化するのにも役立っているといわれています。

酵素は、人間の体内にあって生命活動と深い関係をもつ不可欠の物質です。酵素があるからこそ生物は活発な生命活動を続けていられるのです。納豆のネバネバは、この酵素の働きを長引かせるにも大きな役割りを果たしています。

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