大豆効果「心筋梗塞」突然の心筋梗塞にも

アメリカは心臓病大国

発病後24四時間以内での死亡率が25~35%、すばやい手当で生命を取り止めても当分の間危険が去らないという、おそろしい病気があります。
成人病のなかでもっともおそろしい病気の1つ心筋梗塞です心筋梗塞は狭心症とともに代表的な心臓病とされていますが、食糧事情の悪かった昭和30年以前には比較的死亡例の少ない病気でした。心臓病で死亡する人の多い国はアメリカで、心臓病王国とさえいわれています。

何ごとも、アメリカのまねをしたがっている日本は、アメリカの国民病といわれている心臓病すらも、食生活の洋風化とともに輸入してしまい、今では日本人の死亡原因の中で上位を占めるに至っています。

心筋梗塞とは

心臓は心筋という筋肉で構成されている臓器ですが、この心筋は人間が生きているかぎり、絶え間なく収縮と弛緩を繰り返して、ポンプ作用を営んでいます。

この絶え間ないポンプ作用を繰り返していくためには、エネルギーとしての酸素と栄養を血液から供給してもらうことが必要です。
そのために心臓の表面を取り巻いたかっこうで酸素と栄養の供給動脈(冠状動脈)があります。
この大事な冠状動脈の内部が、脂肪などのせいで完全に詰まってしまうか、90%以上ふさがれた状態になると、血液がほとんど心筋へ流れなくなります。そうなると心筋は酸素不足によってポンプ作用を停止してしまい、その結果、心筋は広い範囲にわたって腐敗してしまいます。

この状況を心筋梗塞というのです。心筋梗塞を起こした人の冠状動脈は血小板が血管をふさいだ状態になってしまうのです。血小板はコレステロール値が高いとくっつきやすくなり、血栓をつくりやすいことが知られています。

また、血小板どうしを囲まらせたり、ボロボロにしたりするのに大きな関係をもっている物質として、プロスタグランディンという物質も、近頃、知られています。

不飽和脂肪酸を大量に含む

大豆を始めとした植物油は、血栓をつくる原因ともなっているコレステロール値を下げる作用のある不飽和脂肪酸を大量に含有しています。

そのうえ、このリノール酸は常にコレステロール値を低下させるだけでなく、血小板を凝固しにくくする働きをもつほうのプロスタグランディンを増殖させる作用もあわせもっているのです。

大豆油は植物性たんばく質の宝庫といわれますが、動物性たんばく質に多いとされるリジンやアルギニンといったアミノ酸も多いのです。これら大豆たんばくは、近年、コレステロール低下作用のあることでも、大きくクローズアップされてきています。

不意に襲ってくるおそろしい病気、心筋梗塞を予防しておきたいのであるならば、まず血栓に気をつけなければいけません。血栓の原因となるコレステロール低下に大きな働きをもつ、リノール酸や大豆たんばくを大量に含んだ大豆加工食品は、これからの食卓に毎日取りいれたい食物です。

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