にんにくで風邪をひかない体をつくる

「風邪は万病のもと」とよくいわれます。ウィルスによる感染症で、のどや頭に痛みが出たり、悪寒、発熱、鼻水やせきを伴います。こじらせると、気管支炎や肺炎をおこすこともあるので軽視できません。

一般にいう風邪には2種類があります。ひとつは、疲労がたまったり、睡眠不足がたたったり、寒さや冷えなどが原因となって発病する感冒です。そして、もうひとつは流行性感冒です。これはいわゆるインフルエンザといわれるもので、ウイルスによって感染していきます。このウイルスは、私たちののどや気管支に吸い込まれると、そこで増殖して、せきをしたりくしゃみをするときに菌がばらまかれ、多くの人たちに感染していくのです。

感染する原因には、疲労や体調不良、空気の乾燥などもあります。皆さんも風邪をひくのは、だいたい体が疲れているときではないでしょうか。でも、菌を吸い込んだからといって、みんなが必ず風邪をひくわけではなく、抵抗力の強い人の場合だと症状が出ないまま終わります。逆に抵抗力の弱い人(子供やお年寄りなど)、体力が落ちている人は風邪をひきやすいのです。抵抗力の強い人でも、そのときの体調によって大きく左右されることになります。

ウイルスを寄せつけないためには強い抵抗力を身につけることが大切です。普段から体力をつけておいて自然治癒力を高めておくと、風邪をひいたとしても軽くて済みます。

にんにくは、疲労回復に効果があって、外敵に対する抵抗力を高め健康増進に役立つことが知られています。

風邪に対するにんにく効果

にんにくの有効成分アリシンは、風邪の予防に、次のように働きます。

  • 抗ウイルス作用を発揮する
  • とても強い抗ウイルス作用を持つアリシンは、風邪のウイルスが侵入してきてもそれを破壊します。また衰弱している細胞を活性化して新陳代謝を促し、体力の増強にもつながります。

    風邪をひいたら・・・

  • 発汗・解熱を促す
  • 保温作用で体をあたため発汗を促します。寝る前ににんにくを摂取すると熱が下がりやすく、回復も早くなります。たくさん汗をかいてよく眠ることは、風邪の治療に重要です。

  • 鎮静・消炎作用が働く
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、たん、といった風邪の諸症状の炎症を鎮め、鎮静作用が働き、つらい症状を緩和します。

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