普段のケアにプラスしたい4アイテム

アイテムその1 マッサージ

毎日約3分間のマッサージで、肌の栄養状態はみちがえるほどよくなる

マッサージの最大の効果は、新陳代謝を高めて血行を改善すること。
夏の強い紫外線や、外気と冷暖房の温度差によって生理機能が低下したくすんだ肌、乾燥した肌には、有効なケア法です。同時に化粧品のなじみをよくするためにも、マッサージは効果的です。
メーカーによっては「マッサージはシワのもと」と、すすめないところもありますが、これはがんばりすぎによってかかる肌への負担を恐れるため。毛穴が開いて皮膚がやわらかくなっているバスタイムを利用して、3~5 分以内を目安に、リラックスしながら行えば、肌に負担もかけずマッサージすることができます。ひじはできるだけピンと張り、手を真横から持ってくるようにするのがコツ。
指先に無理な力が入らず、手を横向きに動かすことになるので、おのずとシワ防止もできます。指の動作は、下から上、内側から外側に向けて軽いタッチで時計と逆回りの方向でらせんを描いて。また手のひら全体で、皮膚をプッシュするのも効果的です。深部に圧力が加わって、血管の流れがよくなります。いずれにせよ必ずマッサージ用に作られた、のびのよいクリームをたっぶりと使うように。クリームをおしむと、肌へのタッチが強まり傷めてしまうこともあるので要注意です。
ただ、シミ、ソバカス、二キビ肌の人は過度な刺激をあたえると、症状が悪化することもあるので、専門医のアドバイスを受けてください。

肌をよりいきいきさせるマッサージテクニック

  1. さくらんぼ2個の大きさが適量。少なすぎると肌に負担がかかるのでたっぷり使う。
  2. クリームは手のひらで温めてからのほうが肌になじみやすい。額、両ほお、鼻、あごの5ヶ所にすばやくのせる。
  3. 中指と薬指を使い、両手であこからほおに向けて、らせんを描く。ほおは面積が広いので2 段階に分ける。
  4. 額の中央からこめかみへ左右にらせんを描く。指は左石の中指と薬指を使うのが基本。
  5. 小鼻は小さな円を描くように、少し強めにマッサージ。凹凸のある細かい部分は、中指だけを使う。
  6. あこ先から左右、口のまわりを通って鼻の下の中央まで。唇の輪郭にそって動かす。
  7. 左右の手を交互に使って、鼻すじを上から下になでおろす。鼻のサイドも同様に行う。指は中指と薬指で。
  8. 上まぶたは目頭からこめかみまで、下は目頭から目尻まで。目頭とこめかみはツボなので、軽くおさえるといい。

アイテムその2 パック

「保湿」と「汚れとり」2つのパックで肌をリフレッシュ

パックは「包む」という意味をもつことからもわかるように、美容成分を即効的に浸透させ、皮膚を一時的に密閉することで効果を高める特別なケアアイテムです。不足しがちな潤いをあたえる保湿タイプと、過剰な皮脂分泌をおさえ、毛穴の奥の汚れや老化角質をとり去るタイプと大きく2つの役割に分けられます。
ともに肌を健康な状態に保つのが主な目的のステップですが、デイリーケアには不向き。汚れとりパックは、オイリースキンで週3回が限度です。
ノーマルなら遇1回を目安に。また、乾燥しがちな季節は、オイリースキンといえども、「潤い」確保が、重要課題。皮脂分泌の盛んなTゾーンやあこなどだけの部分使用してください。
保湿パックはドライスキンで最高週3回が目安です。どちらにしてもとりすぎ、あたえすぎは肌にとって適切なケアとはいえません。あくまでも、肌の状態ガトラブルに傾きかけたとき、理想の状態に戻すためのケアだということを忘れないでください。

保湿パック

ファンデーションを塗ったら肌がつっぱる。そんなときは即効性のある保湿パックでケア

肌を包むことで皮膚温度を上げて、短時間で肌の活力を回復させてくれるのがパック。即効性があるので、緊急時やスペシャルケアとして活躍します。カサつく肌には保湿成分が配合されたモイスチユアパックがおすすめ。
肌に水分を補給するので、しっとりとした感触が実感できます。ただし、即効性があるだけに肌への刺激も強いのが難点。週にl~2回を目安にしましょう。

  1. 約3gが顔全体につける分量の目安。パック剤は厚みをもたせて塗るため、少し多めにとるほうがべター。
  2. パック剤は皮膚温の低い部分から塗り始め順に皮膚音の高い個所へ塗り進めるのがコツ。渇き上がりにに差がでず、タイムロスが防げる。
  3. 両ほおを塗り終えたら、次に皮膚温が低い∪ソーン(あこの部分)につなげて塗る。約2ミリくらいの厚さで、均一にムラなく塗る。
  4. 額からこめかみにつなげて塗り、最後に皮膚温が高く、乾きが早いTソーンを塗る。敏感な目のまわり、口のまわりはさけ、塗り残しやすい小鼻のわきなどはていねいに。

ピールオフタイプ

古い角質をとり除く目的なら、1週間に1度、ピールオフタイプで

角質肥厚による肌のくすみは、洗顔とパックでとり除くことができます。どちらも古い角質をとり除くことが目的ですが、パックの場合はピールオフタイプが適しています。
肌への刺激を少しでもやわらげるため、パックの前に乳液をつけて肌の負担をやわらげます。それでも、ピールオフをしすぎると古い角質ばかりか肌に必要な角質までとり去って、肌荒れを起こす危険が。パックは1週間に1回が限度です。

  1. ピールオフタイプのパックは、皮膚温度が低く乾きにくいほおの上から塗り始める。幅広く一気にのばすのがコツ。
  2. 凹凸のある鼻のまわりは、ていねいに塗る。少量で1 回塗りをするとムラになりにくい。
  3. 口のまわりは乾きが比較的早いので、幅広く一気にのばす。口元を動かすとシワになるので要注意。
  4. 額は頭の中で皮膚温度が古同いので最後に浅エる。ほおと額の部分をしっかりとつなげることを忘れずに。
  5. 薄い部分、厚い部分がないようできるだけ均一につけるのがポイント。乾いたらすぐはがす。
  6. パックは外側から内側に向けてゆっくりとはがすと、うぶ毛がひつぱられて痛いということはない。

洗い流しパック

手軽で刺激の少ない洗い流すタイプは、まず水にひたしたコットンでふきとる

汚れとりが目的なら、洗い流せるウォッシャブルタイプより、ピールオフのほうがより効果的のようですが、皮膚にあたえる刺激を考えると、オールマイティにはおすすめできません。
もしピールオフを使用するなら、皮脂分泌の激しいTゾーンや小鼻のまわりだけに。顔全体に使う場合は、より刺激が少ないウォッシャブルタイプがベター。パック剤はケチらずたっぶりとり、手早く均一に塗るのがコツ。洗い流す前にまずふきとっておくと、洗い流すときのヌルッとした感じもなく、洗い残す心配もありません。ティッシュオフだと肌を傷める可能性があるので、水でひたしたコットンで、顔中央から外側へ軽くふきとるひと手間をプラスしましょう。如実のはえぎわは、特に念入りに。

  1. 目と口のまわりを除く顔全体にパックを均等に塗り、パック剤が毛穴の奥の汚れを吸着させるまで約2~3分放置。リラックスして待つ。
  2. 2~3分たったら、水分を含ませたコットンで軽くふきとる。このとき、むやみにパック剤を落とすのは禁物。マッサージの要領で内から外へ、皮膚を引っ張らないようやさしくふきとるのがコツ。
  3. 水かぬるま湯でていねいに洗い流す。週に2回は、行いたいもの。

アイテムその3 アイケア

20才から始めるアイケア。とくに目尻、目の下側を集中的に

体の中で一番薄く敏感で繊細なのが目のまわりの皮膚。厚さは約0.06 ミリ、タバコの巻き紙を5~6枚重ねたほどしかありません。にもかかわらず、まばたきや表情の変化により酷使され、しかも皮脂分泌や汗腺が少ないため乾燥しがちで、シワやたるみなど肌の老化が最も早く現れてしまいます。だからこそアイケアが重要なのですが、普通の美容液では兼用できないのかという疑問も生じます。
アイケア専用の美容液は通常の美容液より有効成分の濃度が高く、いわば美容液のコンク(濃縮タイプ。皮膚の中でダメージを受けやすく、しかも復元能力の乏しい部分なので、より効果の高い専用のケア剤が必要になるというわけです。
そこで注目したいのがジェルタイプのアイケア製品。ジェルには皮膜をつくり、肌を刺激から守る作用があるほか、皮膚への浸透率が高く、ハリをもたせる効果があるので、アイケアに最も適した形状といえます。また、目のまわりの表皮の下には粘膜があり、油性の物質に触れるとむくみの原因になるため、非油性のものがベスト。鎮静作用をもつ植物成分配合のタイプなら、疲れ目の回復も。

皮脂分泌が少なく、デリケートな目元は専用ケア剤で

皮膚が薄く、皮脂腺も少ない臼のまわりは顔の中で最も乾燥しやすい部分。そのうえ、まばたきや表情の変化で筋肉が活発に動くため、シワやたるみなど肌の老化が最も早く現れます。
睡眠不足など不規則な生活の影響を敏感に察知してむくみやくまができるのもこの部分です。それだけに目のまわりはふだんから念入りにケアしたいもの。通常の美容液よりも有効成分の濃度が高い専用の美容液で毎日ケアしてあげることが大切です。

  1. 片目につき米粒1つ分が、多すぎず、少なすぎない適量。
  2. 米粒大が片目につける分量の目安。上まぶたは特によれの原因になるのでつけすぎはNG。
  3. クリームタイプは上まぶたのフレームラインから眉の方向へたてにスーッとなじませるようにつける。

過保護は厳禁だけど、そろそろ始めたい美容液

カサついた肌に必要な水分を即効的に、しかもたっぷりと補い、同時に保湿剤で皮膚に保護膜をつくる役割を果たすのが美容液。
洗顔後すぐに、あるいは化粧水をつけたあとにと、スキンケアのどのプロセスに組みこんでも効力を失うことがない手軽な使用方法が最大の魅力といえます。
モイスチユアパックをする前に使用すると肌がなめらかになり、パック効果が高まるという応用範囲の広さや、油分がひかえめなので不快なべ夕つき感が残らないつけ心地のよさなども、オールスキンタイプから支持され、美容液人気を確実にしたポイントでもあるわけで…とはいえ、その保湿効果の高さや、ほんの数滴で肌の質感が理想に近づく即効性から、一時はまるで万能化粧品のようにもてはやされた美容液ですが、それは大きな誤解。あくまでも潤い成分の濃縮液で、肌を乾燥から守るのが主目的です。
皮膚細胞の活性や弾力繊維の強化など、シワやたるみの老化に効力を発揮する作用はプラスαと考えてください。美容液にはさまざまなタイプがあります。肌環境に応じて、使用感の好みで使い分けを。また、タイプに応じて使用適量が異なることがあるのです。

トラブルや肌の状態に合わせて、若い肌に合ったものを選ぶ

保湿や潤い補給だけが目的と思われがちな美容液には、皮脂分泌をコントロールするオイル・オフタイプがあり、冬でもテカリが気になるオイリースキンのTゾーンケアにぜひ活用を。オイル・オフ用はリキッド、保湿用はリキッドとジェルの2タイプがあり、リキッドはさらに、濃縮型からミルタタイプ、ウォータータイプとあります。

基本プロセス
  • 保湿を目的とした美容液は、ジェル、リキッドとも、顔全体にのばすのが基本。手のひらにとった美容液を指に少量ずつとりながら、ほお、額、ゾーンに。
  • 皮膚のオイリーバランスを整えるタイプは、指先でTゾーンに。鼻のまわりや小鼻のわきは、指でそっとおしあてながら塗り残しのないように。

スペシャル・美容液テクニックも!

  • せっかくの美容液を効率よく肌に吸収させるために洗環後ホットタオルで肌の毛穴を開いておくというテクニックもあります。なお、老化予防のための美容液の中には、リッチなタイプもあるので、肌質に合うものを選ぶことが大切です。
  • せっかく高価な美容液を使うのだから、ぜひとも効率よく使いたいもの。それには、美容液を肌に塗ったあと上からラップフィルムで密閉してしばらくおくと、肌への浸透率がクッとよくなります。目との部分に穴をあけて顔全体にパックしてもよいし、ほおとか唇などかさつきやすい部分に部分的にパックしてもよいでしよう。
  • エアコンデイションされた室内に長くいると、ふとしたときに、目尻や唇に乾燥を感じるものです。そんなときに、メイクアップの上に、美容液をそつとのせておくと、小ジウの予防に役立ちます。油分の多いタイプだと、化粧くずれの心配がありますが、油分の少ないタイプなら、メイクの上からでも大丈夫。

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