大豆効果 大豆のサポニンは過酸化脂質の害を防ぐ

サポニンという物質があります。サポニンは従来、赤血球の膜を壊すという溶血作用があることから、毒性の植物成分だとされていたのです。また、サポニンには、水や油に溶けやすい親水性、親油性という性質があります。

大豆のサポニンには、親油性、親水性は認められるものの、人間に害を与えるような毒性はほとんどみとめられず、逆にさまざまな効用があることが分かってきたのです。大豆のサポニンは、古くなった脂肪の害、「過酸化脂質」を防ぐのに大きな効果があるとされています。

過酸化脂質は、使い古した食用油の中にあるだけでなく、冷凍魚を始めとした冷凍食品、干物、加工食品にも含まれています。

過酸化脂質のおそろしさは、腹痛を起こすといった軽い書から始まって肝臓障害、高脂血症といったものを誘発するとともに、老化にもつながるといわれています。

大豆のサポニンは、そういった過酸化脂質の害に対して、当然、脂質の過酸化も防止しますが、親油性、親水性を利して脂肪の合成、吸収を抑制したり、脂肪の分解を促したりしますので、肥満も防止するといわれています。過酸化脂質は、新鮮さを欠いた動物、植物の油を取り入れたことによって起きるというわけではありません。

過酸化脂質は反応のしかたによっては、人間自身のからだの中で合成され、発生したりもするのです。

からだには、多量の脂肪が蓄えられていますが、その脂肪の中には不飽和脂肪酸という、過酸化しやすい脂肪もあるのです。このように、体内で起きる過酸化脂質の反応についても、大豆のサポニンは非常によく作用して、人間の老化防止を始めとしたさまざまの過酸化脂質の害を防いでくれるのです。

大豆のサポニンは、大豆を納豆やとうふといった食品に加工しても少しもそこなわれることなく残存していますから、食品につきまとう過酸化脂質の書からまぬがれるためにも、また、からだの中の過酸化脂質の発生を予防したり、抑制したりするためにも、大豆食は大いに取る必要があります。

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